nikkie-ftnextの日記

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お前もプロポーザルを出さないか? PyCon APAC 2023のプロポーザルは6/1(木) 20:59 JSTまでです #pyconjp #pyconapac

はじめに

出さない!🔥 なんて言わないで出してえええええ
nikkieです。

締切が近づいてきたプロポーザル、出してみませんか?というお誘いです。

※過去座長を務めるなどしましたが、現在はスタッフからは身を引いています。
今回のエントリの内容は非公式、言い換えると、一個人の見解にすぎません。

目次

PyCon JP 2023はPyCon APAC 2023として開催!

昨年10月にニジガク 有明で開催されたPyCon JP 20221
2023年は同じ有明の地で、アジア・パシフィック地域のPyConとして開催されます2

10/27(金)-29(日)開催!

日本のコミュニティがPyCon APACをホストするわけです。
海外からもPython使いが来るなんて、これもう完全にスクールアイドルフェスティバルじゃん
ちなみに、2022年はTaiwanのコミュニティがホストでした3

伝えたいこと:どんなPython歴の方でもプロポーザルを出していい!

  • https://pretalx.com/pyconapac2023/cfp から出せる!
  • 4種類のプロポーザルには「ポスターセッション」もある
    • コミュニティとしてポスターセッションのプロポーザルを出せる!
  • 発表のレビューで一番評価されるのは「Python 初心者にとって自らの知見を広げる内容か
    • イベントテーマの1つが「初心者に対して Python をより深く知ってもらうきっかけになる
    • IMO:初心者から一歩先にいる人が、初心者には最良の先生ということが多いと思う4
      • 「私はまだ強くないので」という気持ちもすごく分かる。同時に「初心者のときにこれを知ったのがよかった」と伝えられることもきっとあるはず
    • 15分から話せるので、ぜひ挑戦してみてください(応援します!)
  • スタッフは言ってる:「入門者からマスターまで、あなたの持っている Python に関する知識を共有する発表をお待ちしています。

公式情報で追うプロポーザル

以下のまとめ5をブログ用に再構成しています

プロポーザル投稿サイト

今年のイベントテーマは以下となっています。

  • 初心者に対して Python をより深く知ってもらうきっかけになる
  • Python の他のプログラミング言語との違いを知ってほしい
  • Python が実際にどのような場面で使われているのか、一般の人にも広く伝えたい

提出手順はPyQブログのエントリが例年分かりやすいです!

募集開始エントリ

PyCon APAC 2023は下記 4 種類のプロポーザルを募集開始しました!

応募締切: 2023 年 5 月 31 日(水)23:59 AoE
(2023 年 6 月 1 日(木)20:59 JST

  • 発表
    • (略) 30 分枠に加えて 15 分枠も用意しています。

  • ライトニングトーク
    • 5 分間の短い発表枠です。カンファレンス内での LT は査読を通ったもののみ発表されます

    • アンカンファレンスを別途開催予定とのこと
  • ポスターセッション
    • ポスターセッションはセッションの中で唯一個人だけでなく、コミュニティとしてプロポーザルを出していただけます。

    • 各地のコミュニティからプロポーザル、集まれ〜!
  • チュートリアルセッション
    • カンファレンス前日(10 月 26 日)の午後に開催するハンズオンイベントです。

    • 10/26(木)〜10/29(日)の4日間のカンファレンスとして計画しているみたいです!

レビュー観点エントリ

以下は主に通常の発表 (標準30分、または15分) に対する評価の視点です。

なるべく上の項目を満たしている方が評価されます。

  1. Python 初心者にとって自らの知見を広げる内容か
  2. Python が社会で活用されている具体的なイメージを描けるか
  3. 内容に独自性・新規性はあるか
  4. トークの発表が明確にイメージできるほど構成は詳細に書かれているか
  5. コミュニティの国際交流に寄与するか
  6. Python を使う「楽しさ・熱意」をアピールできるか
  7. 聴衆が具体的に持ち帰ることができる知識や技術の利用方法・工夫があるか

レビュー方針としても「Python 初心者にとって自らの知見を広げる内容か」が最優先なので、初心者に近い方のプロポーザルの方がそこにドンピシャで採択されやすいのではないかと思います

また今回のイベントではPyCon APACと題して開催するため、英語セッションの方が数が多くなる予定です。そのため日本語による発表は競争率が高くなると予想されます。

どこまで英語のセッションを増やすかは分からなかったのですが、例年日本語7割・英語3割くらいなんじゃないかと思っていて、「もしかして比率を逆転させるくらいやるのかも」と妄想しています。
そうなると、発表慣れしている方は英語発表に切り替えたほうが通りやすいかもしれません(それでも例年と同じ倍率かもですが)。

英語を入れる余地は選択肢がありますが、どこまでが英語発表とみなされるか不明です。

  • 英語スライド、英語で発表
  • 英語スライド、日本語で発表
  • 日本語スライド、英語で発表

終わりに

お前もプロポーザルを出さないか?」、冒頭よりは「出そうかな〜」と思えていたら嬉しいです。

  • 各地のPythonコミュニティに関わっている方、コミュニティでポスターセッションにプロポーザルを出せますよ〜📣
  • マスターではないという方も、過去の自分に伝えられることが浮かんだら、共有する価値絶対あると思うので、プロポーザルに挑戦してみてくださーい!📣

PyConはコミュニティのお祭りだと思っています。
スタッフ(全員ボランティア)はめちゃめちゃ精力的にカンファレンスという容れ物を作ってくださっています。
本当にありがとうございます。
カンファレンスはスタッフだけでは完成しなくて、その容れ物を満たすコンテンツはコミュニティの全てのPython使いの出番だと思います。
中身を作る一歩はプロポーザルから6

お前もプロポーザルを出さないか?

P.S. 私は7つのレビュー観点ゼンブミタセナイヨー

何回も連呼しておいてあれなのですが、「nikkieはプロポーザル出してんの?」と聞かれると、めちゃめちゃ苦しんでいます(ダレカタスケテー)

レビュー観点全部満たすのが、今の私にはすごい厳しいんですね。
レビュー観点の2の「社会活用」や5の「国際交流」、こんなこと、考えたことなかった...
目の前のプログラムが動いてやりたいこと(小さな課題解決)できるのがただただ楽しかっただけなんです

経験を重ね、PyConの場には、私はマスターの話を期待するようになりました7
私のモチベーションとしても、過去の私と同じレベルの話をする人が新しく来るだろうから、自分は一歩でも先へ、なので、初心者よりもマスター向けに込み入った話をできるようになりたいし、そこに挑戦したいと思うのです。

今回まとめましたが、スタッフの方々が想いを込めて、PyCon APAC 2023のキーワードの1つは初心者となっているという理解です。
この込めた想いをもっともっと知りたいなーと思うのです。
スタッフ陣が実現したいカンファレンス像があって、その実現のために「初心者」がイベントテーマやレビュー観点に登場しているのでしょう。
このカンファレンス像がなんなのかというのが見えてくると、プロポーザルも考えやすいんじゃかなと思うのです(公開情報を知ってる方いたら教えてください!)


  1. 思い出 2022年10月〜11月にやったことを思い出す - nikkie-ftnextの日記
  2. https://2023-apac.pycon.jp/ の他に https://2023.pycon.jp/ もあるようですが、見た目は同じようです。どちらが正かは不明です
  3. 2022年7月〜9月にやったことを思い出す - nikkie-ftnextの日記
  4. この勉強会の影響を大いに受けています
  5. 今の私が考えるカンファレンスの価値です。「もし難しく感じたらラッキー。それこそが PyCon JP に参加する価値です