はじめに
わたしが幸せにしてあげる!
めっちゃいいですよね、nikkieです。
残タスクもありますが、PyCon JP 2021の会期が終わって解き放たれています。
今回は最近イチオシのアニメ映画を紹介します。
目次
アイの歌声を聴かせて
10/29公開、『イブの時間』『サカサマのパテマ』の吉浦監督の作品。
「ポンコツAI シオンの秘密ってなんだろう? むしろMLOps的には、ポンコツAIなのにリリースした意思決定やパイプラインの実装が、私、気になります!」と思いながら観に行ったところ
めっちゃいいぞぉぉおおおお😭😭😭
吉浦監督の作品は初めて見たのですが、ぶっ刺さりました。
アイの歌声を聴かせて、めっちゃよかったです👏
— nikkie 📣PyCon JP 2021 ありがとうございました (@ftnext) 2021年10月30日
予告で聞いた「秘密はね、最後に明かされるんだよ」という言の通りで、AIに関わっている立場からはいいなと思わされる希望のフィルムでした
叶わないですが記憶消して何周もしたいです。
今後スタッフトークショー楽しみ!https://t.co/WsA2nv6TY6
#アイの歌声を聴かせて
— nikkie 📣PyCon JP 2021 ありがとうございました (@ftnext) 2021年10月31日
監督言うように楽しい映画でしたし、「サトミを幸せにしてあげる」って言葉に込められた意味を知ったときは鳥肌でした😭
何回も行きたいですし、
いい作品だと思うので多くの人に観てほしいですし、
今後の舞台挨拶でお話聞く機会があるのも楽しみです😆 https://t.co/BNYoMPQ8g5
すべてを知った上で見ると、全部辻褄が合って鳥肌がヤバいんです!!
#アイの歌声を聴かせて
— nikkie 📣PyCon JP 2021 ありがとうございました (@ftnext) 2021年11月3日
シネマシティさんの
アイの歌声がよく聴こえるかも音
【極上音響上映】
行ってきました。https://t.co/sm0WNoLSWZ
全て知った上で見ると歌詞が、歌詞が、めっちゃ沁み入るううう😭😭😭
[禁則事項]のところとか反則級ですよ😭😭
うああ、めっちゃいいー。幸せな余韻帰り道です
(シオンを見て、私は私を幸せにしようとしているんだろうかとも思ったり・・)
座長というロールはカンファレンスを開催する責任者なので、PyCon JP 2021を開催するんだとめちゃくちゃ優先度高く取り組んだ一年でした(もう少し続きます)。
— nikkie 📣PyCon JP 2021 ありがとうございました (@ftnext) 2021年11月2日
会期当日を終えて最近考えるのは、PyCon JP 2021と同じくらいの優先度・熱量で自分の人生を幸せにすべく動いているかということです
気になった方はぜひお早めに劇場でご覧ください!
「秘密はね、最後に明かされるんだよ」
(※ネタバらすわけではありません)
2回めを鑑賞した後の帰り道、脳内で結びついた別の話があります。
それが、『世界は贈与でできている』の4章「16時の徘徊」です。
- 認知症の母親が毎日16時に外へ出ていってしまう(徘徊)
- 息子の男性が外出を止めようとすると、暴力をふるわれる
- ベテラン介護職員に相談。職員は母親の兄にヒアリング
- 職員が母親に「今日は息子さん、幼稚園のお泊り会で帰ってきませんよ」と伝えると外へ出ていかなくなった
母親は「徘徊」という行為ではなく、「息子を迎えに行く」という物語の中を生きていたのでした。
息子からは母親の行動が不合理と見えていました。
介護職員が不合理の中の合理性に気づきます。
(『世界は贈与でできている』ではここから「贈与」について論じられます2)
不合理と見えていたものが合理的として捉え直される構造、これが「『アイの歌声を聴かせて』でも共通している!」と思ったわけです。
サトミやクラスメイト、観客の私たちにとってシオンの行動は不合理です。
だから「ポンコツ」という評価を下すわけです(予告でも仕向けられています)。
ところが、最後に明かされる秘密、それによってシオンの行動の合理性に気づきます。
「これで全て合点がいく」私は鳥肌が立ちました。
終わりに
このブログとしてはおそらく初のアニメガタリでした。
『アイの歌声を聴かせて』、これはほんとにもうすごいので、しばらく劇場に足繁く通うことになりそうです。
会期が終わったタイミングで思いっきりハマれる作品に出会えたのは僥倖ですね。
気になった方はぜひ、劇場へ!!