はじめに
秘密はね、最後に明かされるんだよ。nikkieです。
久々に『アイの歌声を聴かせて』を語っちゃいましょう。
2022年7月のアドベントカレンダーぶりだったりするんですかね?1
今週末1日限りの復活上映がありまして、それに合わせてまだ語っていなかったことのうちの1つを語っちゃいます。
※最後のネタバレありゾーンを除いて、ネタバレはしないようにします
目次
- はじめに
- 目次
- 『アイの歌声を聴かせて』とは
- ㊗️トークショー付き復活上映!🎉
- 監督曰く、アイには3つ意味がある
- nikkie「実は4つ目の意味もあるのでは!?」
- 終わりに
- P.S. ネタバレあり。私(I)の歌声を聴かせて
『アイの歌声を聴かせて』とは
2021年10月公開の映画、略称はアイうた!
監督は『イブの時間』『サカサマのパテマ』の吉浦監督!
2022年3月の日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞も受賞しました2。
めっちゃいい作品なので、全人類みんな観て!!
ストーリーはこちら:イントロダクション&ストーリー|映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイト
景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。
いくつかある中でオススメの予告編はこちらです。
最近は小島監督のツイートがありました。
仕事用の映画を繰り返しかけては何度も寝落ち。もう今日はダメだわと、ふと積まれたBDの中に「アイの歌声を聴かせて」を発見。この間の対談で某ライターさんからいただいたもの。吉浦監督作は「サカサマのパテマ」まで追っていたものの、観る機会がなかった。これ、泣ける!マジ号泣!出逢えて、幸せ🙏 pic.twitter.com/NCWD600aHC
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2023年1月31日
㊗️トークショー付き復活上映!🎉
2/25(土)に吉浦監督トークショー付き上映があります!
水星の魔女がTLを賑わせている大河内さんも登壇!
/
— ドリパス君 (@dre_pass) 2023年1月27日
<トークショー付き>
『#アイの歌声を聴かせて』
上映決定!📡
\
上映後に#吉浦康裕 監督#大河内一桜 さん(共同脚本)
をゲストに迎えてトークショーを行います!
日時|2/25(土) 18:00~
会場|秋葉原UDXシアター
▼チケットはこちらhttps://t.co/UZQDuNZct9#アイうた #土屋太鳳 #福原遥
チケットは発売日に売り切れました。
これが期待の表れってことですね!
当日が楽しみすぎます(そんなこともあってこのエントリを書いています)
監督曰く、アイには3つ意味がある
#アイの歌声を聴かせて
— 吉浦康裕 (@yoshiura_rikka) 2021年11月9日
本タイトルの「アイ」には三つの意味が込められています。「愛」「AI」そして「私」です。「私の歌声を聴かせて」だと矛盾してそうですがそんなことはなく、なぜなら(メモはここで途切れている) pic.twitter.com/7YSSbOLKBp
「愛」「AI」そして「私」
AI
これは、いきなり歌い出すポンコツAI シオンさんですね!
/
— 映画『アイの歌声を聴かせて』Blu-ray & DVD Now on sale!! (@ainouta_movie) 2021年11月13日
サトミ!
私が幸せに
してあげる!
\
シオン(cv.#土屋太鳳 )
───────────
歌うの大好き!
ちょっとポンコツなAI🔌🎶
#アイうた🎬絶賛上映中! pic.twitter.com/Zxqr7SKpEY
アイうたのミュージカル要素を象徴しているように思われます。
愛
アイうたには「ムーンプリンセス」という劇中アニメがあります。
そのムーンプリンセスには「フィール ザ ムーンライト」というテーマソングがあるのですが、その副題が「愛の歌声を聴かせて」なのです!
「フィール ザ ムーンライト」はシオンが歌う曲とも関係させた作りになっているのですが、おっとこれ以上はいけませんね。
ぜひ聴いてから本編をご覧ください!
私 (I)
これちょっとネタバレなしで語るの難しいので、一番最後のネタバレありゾーンに回させてください!
nikkie「実は4つ目の意味もあるのでは!?」
わたしは真悟を読んだ後の #細かすぎて伝わらないアイの歌声を聴かせてのここが好き選手権
— nikkie にっきー (@ftnext) 2022年3月19日
"アイ"の歌声を聴かせてっていう表記
愛・AI・I(私)以外にもかかっているものがありそうに思えてきました
アイうたは『わたしは真吾』へのオマージュ
#アイの歌声を聴かせて
— 吉浦康裕 (@yoshiura_rikka) 2021年10月31日
サトミとトウマのフルネームはそれぞれ、天野悟美(あまのさとみ)、素崎十真(すざきとうま)です。この二人の名前はペアで考えました。どういった意味合いでペアになっているのか、分かった人は相当マニアックです。 pic.twitter.com/d2MJUiDq6K
こちらはヒナタカさんの記事で解説されています。
『アイの歌声を聴かせて』絶大な口コミ効果で映画館の最大箱の割り当ても!全ての人におすすめできる理由がこれだけある! | CINEMAS+
また、天野悟美と素崎十真という主要キャラクターの名前を一文字ずつ取って並べると「真悟」となり、それは楳図かずおのマンガ『わたしは真悟』からの引用だ。
4つ目の意味=『わたしは真吾』における"アイ"
『わたしは真吾3』を読んでいくと"アイ"という表記が登場するんです!
(具体的にどこというのはネタバレになるので避けます。ぜひご自分の目でご確認ください)
3つの意味をかけて"アイ"というカタカナ表記にしているだけでなく、オマージュしている『わたしは真吾』に登場する"アイ"という表記にもしているのでは?というのが、私の考える4つ目の意味(オタク特有の深読み)です。
終わりに
久々のアイうたエントリでした。
4つ目の意味についての仮説、監督の真意が気になるところです。
そして、久しぶりの劇場での上映です。
楽しんできたいと思います!
興味を持った方、よろしければ配信や円盤がありますよ〜
P.S. ネタバレあり。私(I)の歌声を聴かせて
一人称のI(私)の歌声を聴かせて、では「私」とは誰なのでしょう?
- シオンさんは「まかせて!」と歌声を聴かせてくれるので、Iに該当しそう
- でもAIの「アイ」と重なりますよね
- アイうたは基本的にシオン→サトミへ歌う構図なのですが、サトミ→シオンへの歌も存在します
- つまり、I(サトミ)の歌声を聴かせて!
- そしてその回数は…(これ以上は野暮というもの)
- ジュブナイル(青春群像劇)としてのIというのもあるのかも
- You've Got Friends4、トウマたちもI(私)の歌声を聴かせて
「私」とは誰か、これは色々と妄想が広がって、自由度があるのがとてもいいなあと思いました。
"私(I)の歌声を聴かせて"について、他のアイうたファンの皆さまのご意見をお聞かせいただけたら嬉しいです(私が気づいていない解釈が全然あると思います)
- カウントダウンなら、まかせて!! #アイの歌声を聴かせて Blu-ray & DVD 発売アドベントカレンダーを始めます - nikkie-ftnextの日記 アドベントカレンダーぶりのようです↩
- https://www.japan-academy-prize.jp/prizes/45.html#title02↩
- Kindle全巻セットはこちらから:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07872D64V↩
- You've Got Friends大好き!は 正直に言うわ、#アイの歌声を聴かせて の最後、5回くらい観るまで私は理解できてなかったわ - nikkie-ftnextの日記 に込めました↩