はじめに
こころはやってんの、ChatGPT?1 nikkieです。
OpenAI発、話題のチャットAI、ChatGPT。
遅ればせながら、私もそのヤバさを認識しました!
「ChatGPT、無視できないな」と思った情報源をバックアップとして記します。
目次
- はじめに
- 目次
- 2023/02/01 Weekly Ochiai
- 2023/02/18 第2回自民党AIプロジェクトチーム 松尾先生・安宅先生資料
- 2023/02/09 チャットAI使いこなし最前線
- ChatGPT、こんな感じで使ってみました
- 終わりに
2023/02/01 Weekly Ochiai
ChatGPTに興味を持ったきっかけは、以下のWeekly Ochiaiです。
「技術者が見て面白い」と薦められ、ちょっとずつ見ていってるのですが、技術者視点ですごく面白い!
落合さんとゲストのシェイン・グウさん、学会で面識があり、トークが小気味よく進みます。
そして、nikkieのこれまでの機械学習の経験から、技術的なトピックで何話しているか全部分かるんですよ。
Adamとか出てきて2、テンション上がりました!
このあとOpenAIのアカウントを作って触り出します。
芦森詩音役のにっきーと、天野悟美役のChatGPTでお届けします #アイの歌声を聴かせて
— nikkie にっきー (@ftnext) 2023年2月8日
いつの日か「幸せだよ」って言わせたい pic.twitter.com/CKvRYenwKb
2023/02/18 第2回自民党AIプロジェクトチーム 松尾先生・安宅先生資料
本日の第2回自民党AIプロジェクトチームの資料です。AI新時代の日本の戦略につき、松尾豊・東大教授と安宅和人・慶大教授からプレゼンいただき議論しました。PTテーマと公開可能な関連資料はこちらで順次アップしていきたいと思います。#AIPT @ymatsuo @kaz_ataka https://t.co/49hLhqt9UR
— 塩崎あきひさ 【衆議院議員・愛媛1区】 (@AkihisaShiozaki) 2023年2月17日
先週金曜日に自民党プロジェクトチームがあり、週末は資料をザーッと確認しました。
以下からダウンロードできます。
松尾先生資料「AIの進化と日本の戦略」
第3次AIブームからChatGPTに至るまでの流れが掴めます。
ChatGPTのユースケースについてもカバーされていますし(20ページ)、ロールプレイのような研究者でも驚く使い方3がされているというのは面白いですね。
以下感想です
- GPT-3などを指すLLM(大規模言語モデル)って言い回し、定着しつつありますね(バズワード?)
- 「InstructGPTという先行モデル」(19ページ)、これは2月のstapyの石原さん資料でも見かけた覚えが4
安宅先生資料「時代局面を考える」
資料はエモく、『シン・ニホン』の安宅さんだな〜という感想です。
話題は豊富で、その中ではQiitaだったり5、上で紹介したWeekly Ochiaiだったり6が引用されてもいます(政治が関係する場にQiitaとか取り合わせが新鮮)。
個人的に驚いたのがBibleGPT。
https://biblegpt.org/
GPT-3(ChatGPTの裏のモデル)で聖書を埋め込みにしたそうです7。
発想はめちゃすごいと思ったのですが、UIがStreamlitというのも驚きました。
LLMの力を簡単にアプリケーションにできる道具が揃っているってことですね(もちろんChatGPTとしてノーコードで使ってもいいと思います)
2023/02/09 チャットAI使いこなし最前線
⚡️生配信スタート
— note (@note_PR) 2023年2月9日
あなたの仕事が劇的に変わる!?チャットAI使いこなし最前線
話題の #ChatGPT。創作への活用方法など、具体例を交えてご紹介します。
便利にAIを使いこなすためのノウハウを学びましょう!
・スピーカー
深津さん@fladdict
徳力さん@tokuriki
🔗https://t.co/KujLL7Ad68 pic.twitter.com/cBAKX28l8S
Stable Diffusion以来AIについて精力的に取り組まれている深津さん(fladdictさん)によるトーク。
動画の詳細にある目次が要約っぽくなってます。
- ChatGPTは検索ではない
- 記事を大量生産するものではない
- うまく使うコツがいくつも!(※見ている途中です)
今日のイベントで言いたいのは、「チャットAIは質問するものではない」ということ。
— 深津 貴之 / THE GUILD / note.com (@fladdict) 2023年2月9日
質問ではなくて、命令をするのだ
— 深津 貴之 / THE GUILD / note.com (@fladdict) 2023年2月9日
ChatGPT、こんな感じで使ってみました
これらの資料以外からもTwitter TLで使い方の情報は入ってきていました。
それらを参考に、自分が心の底からやりたいことではないんだけれど、やらないといけないことをChatGPTにお願いしてみました。
- プロフィール考えてもらいました
- 英語のブログにtypoお知らせするコメントをする際に、伝えたいことを日本語から英語に翻訳してもらいました
- http://disq.us/p/2t719bh
- チャットUIなの、DeepLより好み
もしかすると私は、退屈なことはChatGPTにやらせようという路線なのかもしれません。
『退屈なことはPythonにやらせよう』(翻訳書)が出たのは2017年6月https://t.co/E0Hp9H8ySJ
— nikkie にっきー (@ftnext) 2023年2月20日
『退屈なことはChatGPTにやらせよう』みたいな本がいつ出てもおかしくないような。
プログラミング言語覚えなくても対話UIで退屈なことやってもらえるの本当に便利(というかゲームチェンジャーすぎでは)
終わりに
ChatGPTがヤバいです!
ヤバい、ヤバいよ、これ!どれくらいヤバいかっていうとマ ジ ヤ バ い!
不可逆な転換点を目の当たりにしているように思います。
ChatGPTには便利さと同時に怖さも感じます。
このAIはサンプルコードを吐き出したり、リファクタリングもできたりするらしいです。
私はプログラミングが好きで、自分の手でソフトウェアを生み出すあの感覚は取り上げられたくないなとも感じてしまいます。
ChatGPTにはアンビバレントな気持ちを抱えていますが、引き続き触って、共存の仕方(便利さの享受の仕方)を考えていきたいですね(ああ、睡眠時間が〜)
- 映画『かがみの孤城』のリオンくんに何言わせてるんだというツッコミは甘んじて受けます↩
- Adamの論文の著者がOpenAIにいるそうです↩
- この記事中のnote深津さんの動画でも紹介されていますね↩
- https://speakerdeck.com/upura/kaggle-book-gokui?slide=8↩
- sakasegawaさんがまとめた ChatGPT使い方総まとめ - Qiita (ページ番号18のスライド)↩
- Weekly Ochiaiでシェインさんが紹介した変遷(パイオニアから始まり、今はフェーズ4でクリエイターが活躍できるようになった)がページ番号21のスライドで言及されています↩
-
↩it would only cost $4 to get vector embeddings for the entire Bible (~750,000 words at 0.0005 cents each)
— Andrew Kean Gao (@itsandrewgao) 2023年1月25日
it's wild that we've come so far and driven costs that low.