はじめに
頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
10/14の「みんなのPython勉強会」にスタッフ参加してのレポートです。
目次
勉強会の概要
「みんなのPython勉強会」では、Pythonを中心としてプログラミングを仕事、研究、趣味など様々なシーンに生かす方法を一緒に学びます。
今回の企画についてはスタッフのあべんべんさんがnoteにまとめています。
一部引用すると
こういった経験(※引用者注:大人数の前でのアウトプット)をできるだけ若手にも体験させたいし、ベテランも若手からいろいろ学びたいのです。
勉強会の様子
Togetter
勉強会の裏側(How nikkie worked as staff)
数ヶ月前の宿題:待機中のBGM🎶
6月にお品書きスライド再生をしたところBGMの要望をいただいた1ので今回試してみました。
Zoomで画面共有するときに「コンピュータの音声を共有」を有効にします。
画面を共有 – Zoom ヘルプセンター
画面共有をしている状態で、macOSのiTunesで用意していた音源を流しました。
Zoomに流れているかはチャットで聞いたところ回答があり大変ありがたかったです。
今思うと別端末でZoomに入って確認する方法もありましたね。
今回は以下の音源を使いましたが、先日Django Girlsで色々教えていただいたので他のも試してみたいです。
フリーBGM(音楽素材)無料ダウンロード|DOVA-SYNDROME
参加者が一時チャットできないトラブル😰
「今日はチャットに8888があまり流れないな」と思っていたら、面識のある参加者の方から「参加者がチャットできない」と連絡が。
ホスト・共同ホスト(=スタッフ)以外がチャットできない設定に切り替わっていたようです。
ミーティング内チャットのコントロールと無効化 – Zoom ヘルプセンター
自分が使えている機能が他の人には使えないかもと想定するのは難しいですね。
これも別端末でZoomに入れば気づけるかもしれません。
個人的には、どこかのレポートで書いたZoomの設定API向けのconfigを用意して、コードで解決したい気持ちです(フィジビリティから要検証ですが)。
とりわけ印象に残ったトーク🤩
Hakaliのお二人のトークが印象に残りました!
池内さん基調講演『持続可能なエンジニアであるための3つの心構え』
#stapy 池内さん基調講演、持続可能なエンジニア(=無理なく動機づけ・スキル習得・対価)について
— nikkie (@ftnext) 2020年10月14日
・内発的動機を見つけようー「動機はどこに?あなたの中に!」
・動機を社会に接続するー少し楽しくする、少し効率化する
・サードプレイスを見つけようーコミュニティ、熱量を持つ人の近くで暖を
懇親会で「どうしてPythonを?」という話になり、池内さんはPyCon JPに参加してPythonコミュニティの雰囲気が面白いと感じ、Pythonコミュニティに関わり始めたとのことでした。
ご自身の経験を踏まえての「サードプレイスとなるコミュニティ」ですね!
秦さん15分トーク『データ未経験僧侶が2ヶ月でPythonで予測モデルを作れるようになるまで』
こちらのnoteをベースにしたトークでした。
個人的に刺さったのは、『自灯明・法灯明』の話。
プログラミングも、まず自分がやりたいことを理解して、法=正しい進め方を説いてくれるブッダ的存在を見つけて頼りながら確かに歩んでいきましょう!2
秦さんはプログラミングを始めた方を念頭に話されていたと思うのですが、入門者という立場からは先に進んだプログラマも「すみません!この方向で合ってますかー」と誰かに聞きたくてもがいているんじゃないかと思いました。
私の独学のモチベーションは、失敗を繰り返さない(次にうまくやるにはどうするか)というところにあります。
誰かがうまくやっているという情報を本でもWeb記事でも登壇でも、日本語でも英語でも漁って収集しています。
これって突き詰めると「次はもっとうまくやりたくて、でも方向性には自信がなくて、『誰かこの方向で合っているか教えて下さい!』と聞きたい」ってことなのかなという気付きがありました。
ただ求めている誰かがいるとは限らない(まだ明確な答えを持っている人がいないかもしれない)ので、あの手この手で情報漁りは続きます。
知りたいという自分の灯り(自灯明)を元に暗中模索する中で、方向性を教えてくれるような情報源(法灯明)に出会うと、「自信がなかった仮説はまるっきり見当違いじゃなさそう」と安心したり、「そうか、この方向性で考えればいいのか!」とめちゃくちゃテンションが上がったりします。
直近ではPyCon Africaのいくつかのトークを聞いて経験しました!
秦さんの15分トークはプログラミング×仏教で新たな視点を得られたので、オススメです!(アーカイブをどうぞ)
積ん読資料📚
ミニトーク『回帰分析における残差の正規性 目的変数の自然対数変換』
#stapy 「目的変数を自然対数変換すると残差の正規性が満たせるので精度が上がる」
— nikkie (@ftnext) 2020年10月14日
統計の教科書を思い出しました。10分でのピンポイント講義ですね https://t.co/H5NPC96GLh
登壇者の山下さんが参考にした資料 http://www.u.tsukuba.ac.jp/~hirai.akiyo.ft/forstudents/HP%20title/ibunka2014/20140702Ch.8.pdf
発表への補足ツイート3で知った資料。
ものすごい詳しくて必読感があります。
三森さんトーク関連、GANまわり
- pix2pix
- cGAN(テキストから画像)
- CycleGANというのもある(質疑で言及)
Slidoの質疑やZoomのチャットで見かけたのですが、GANを語る時はG(Generator), D(Discriminator), Zなど独特ですね(数式表現から来ているんですかね)。
Zoomのチャットによるとキャッチアップには以下がオススメのようです。
実践GAN 敵対的生成ネットワークによる深層学習 (Compass Booksシリーズ)
- 作者:Jakub Langr,Vladimir Bok
- 発売日: 2020/02/28
- メディア: Kindle版
終わりに
10月のstapyについて、印象に残ったトークのアウトプットをしました。
11月は12日に開催です。
みんなのPython勉強会#63 - connpass
内容はまだ公開していませんが、よろしければお越しください!
懇親会のLTもお待ちしています!!
(9月から複数人LT登壇があり、4代目LT王子としては大変嬉しく思っています。接続中4LT王子誕生に期待しています)