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静香ちゃんの孤城(アイドルマスター ミリオンライブ! アニメ2話感想) #ミリアニ

はじめに

2話、めっちゃよかった😭 nikkieです。

この記事はアニメに振り切り、ミリアニ2話のここ好きポイントを存分に語っていきます。
1幕の劇場先行上映がぶっ刺さってしまい、このブログにもたびたび怪文書❤️を投稿1していますが、ぶっ刺さった箇所の1つが2話にあるのです。

読者はミリアニ2話までを知っている前提で、2話までの範囲でネタバレしながら存分に語っていきます!
なお、私はGREE時代(2014年)に熱烈に仕掛け人をしていました。
その反動でエミリーちゃん以外のことは何も知らないですし、シアターでの日々も全く知りません。
ですので、公式からズレた妄想も多分に含まれていると思います。

目次

孤城とは

タイトルの孤城2(孤独の孤に城)ですが、辞書を引くと以下の意味があります(スーパー大辞林

① ただ一つだけぽつんと立っている城。
② 敵軍に囲まれ,援軍の来るあてもない城。

ここでは②の意味で使っています。
孤立無援、助けがない状況と言い換えられると思います。

最上静香ちゃんの孤城

最上静香ちゃん a.k.a. モガミン

1話と2話から「彼女は孤城にいる。その中で懸命に闘っている😭」と感じました

1話

各所で配信中の1話。
ライブの客席で未来と静香が出会い、ライブ後に公園で自分たちがアイドルになることについて話します(※私の言葉が全然足りてない)

未来は「夢が見つかった!」と喜び、ぐいぐい「私、アイドルになる! 静香ちゃんもやろう?」と誘うのですが、静香はなかなか踏み出せない感じです。

そこに挟まれる、父親とのやり取りの回想

アイドル? 馬鹿を言うな

お父さん、言 い 方!!!!3

静香の父は娘のアイドルという夢を認めていないみたいなんですよね(頭ごなしに否定されたように聞こえて、見てるこっちもつらい)

ただ静香ちゃん自身は、その状況でもアイドルという夢を抱き続けている!
幼少期の回想より4

わたし、アイドルになる!

か わ い い

また、未来に「静香ちゃんにとってのアイドルは、夢だけど一番の夢じゃない?」と聞かれて

一番の、大事な夢。絶対に、叶えたい。

一句一句に想いが乗っている感じ、いいなあ。
回想では、静香ちゃんの努力もうかがえます5😭

まとめ:1話から読み取った、静香ちゃんの孤城6

  • 静香ちゃん自身は10年ほどの期間7、アイドルになることを一番の夢として努力を続けてきた
  • 静香ちゃんの父親は、静香ちゃんのアイドルという夢を認めていない(「馬鹿を言うな」)8

このように孤城にいる静香ですが、未来との出会いがきっかけでオーディションに踏み出します。

2話

オーディションに向けて公園で練習する未来と静香。
練習中の昼食シーン9で、互いの父親の対比が...😭

  • 未来父:「アイドルは身体が資本」とたくさんお弁当をもたせる。協力的
  • 静香父:1話の「バカを言うな」ですよ(静香ちゃんにフラッシュバックしてる感じある)

一番近くにいる存在が、自分の一番の夢を理解してくれない・認めてくれない。
でも自分は10年抱き続けている一番の夢を叶えたい。
この現実に対して、静香ちゃんは自分の心が折れないように気を張っている(=闘っている)ように見えます。

ただ彼女を取り巻く状況は非情で、10年抱いた夢に対してチャンスが1回程度しか与えられていないと私は読み取りました。
なんとしてでも叶えたい1番の夢に対して、1回失敗したら夢が叶う機会はもうないという制約。
これは厳しすぎますよ...

この現実に対して静香ちゃんは闘っていくのですが、めちゃめちゃ危ういです。
動揺から心が折れそうになるタイミングが何度もあります

  • 協力的な未来父と対比して(前述)
  • オーディション当日に翼のパフォーマンスを見て
    • 「これが、合格する人...」
  • オーディション中に自分がミスしてしまって
    • 制約により想いは重しとなり、それゆえに練習通りに動くのを難しくする(あああ、見てられない...)
    • なれないの?
    • このセリフが悲痛すぎて(10年抱いた夢が叶わないの?なんですよ)もう涙なしではいられません...😭😭

孤城で懸命に闘っている静香ちゃんですが、オーディションでピンチ!

オーディションのドラマが、最高!

ここのドラマが最高です!

未来ちゃの機転により、静香ちゃんがソロを歌うように背中を押されます
最初はか細い声なのですが、ソロを歌う中「私は私でしかない♪」から立ち直る(吹っ切る)のが、またいいのです!!🙌👏😭

ライブシーンにドラマがあるという点は、綿田監督も述べています。
『メガミマガジン2023年10月号』のメインスタッフ対談より

アニメのライブシーンで一番最初にこだわった部分は、前後のドラマと密接に関わるものにすることでした。(p.23)

綿田監督、ありがとう〜😭
2話はオーディションのライブシーンを挟んだ構成が素晴らしくて、本当に本当に大好きです!!
(これはアニメのってことなので、3話以降も期待できますね!)

終わりに

ミリアニ2話のよかったところ語りをしてきました。
「静香ちゃんの孤城」という着眼点で、静香ちゃんのタフな状況に思いを馳せています。
懸命に闘うも敗勢... それが逆転するオーディション(ライブシーン)!!
未来ちゃと静香ちゃんの出会い、マジで尊すぎるでしょ...😭

1話って「私の夢ー春日未来。夢って、なんだろう」で始まる未来ちゃ視点ですが、私は先行上映に通う中で、未来ちゃを通して静香ちゃん視点のストーリーも描き出されているように感じます10
繰り返し観る中で「静香ちゃんはどんな思いで765 PRO ALLSTARSのライブに来ていたんだろう」と、胸中に思いを馳せるようになりました。

もし仮になのですが、静香ちゃんのお父さんに理解があり、「夢が叶うまで応援するよ」という姿勢だったらどうでしょう?
静香ちゃんの立ち居振る舞いというか、キャラがかなり変わると思うんですよ(もっと柔らかくなりそう)。
夢や目標を近くにいる人が理解し、制約を何もかけずに当人が100%集中してコトに向かう、そういう環境が理想ですね

最後に静香ちゃんにこの曲を贈ります(未来ちゃと翼でカバーしてくれええええ)。
君の夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ♪
風の強い日を選んで、走ってきた

お付き合いいただいた方、ありがとうございました。
このエントリは元ネタのこちらを(先行上映に何度も通う中で)膨らませたものになります。


  1. 例えば
  2. およそ半年前には『かがみの孤城』にハマっており、ネタバレも混ぜながら各キャラクターの孤城について考察した記事を投稿していました。
  3. 静香ちゃん視点の回想だと思うので、お父さんからすると「そうは言ってない」はあると思います
  4. これは中2でアイドルという夢を見つけた未来ちゃには言えないセリフですよね。1話から静香ちゃんが登場するのは私には納得感があります
  5. さなぎー
  6. あと、未来ちゃんの部屋と対象的なのが、静香ちゃんは自室の電気を点けてないんですよね。デスクライトで机だけ照らしている
  7. 現在中2(14歳)なので、5年よりは長く10年には満たないくらいかなぁと妄想してますが、キリがいいので「10年」とすることにしました
  8. 静香ちゃんのお母さんって何してるんだろう...?(もしかして、お父さんしか、いない、の...)
  9. うどん!?!?
  10. 百合かもしれない(私はこういうの大好き)