はじめに
頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
PyConJPのトークプロポーザルが6/2締切1ということで、Python界隈はプロポーザル提出ラッシュですね。
プロポーザル提出に使うpapercall.ioというサービス2にハマりやすい点があると #pyhack 中に耳にしました。
手を動かしてみてハマりながら理解したことを共有します。
注:執筆者はPyConJPのスタッフでもありますが、この記事で示す見解はPyConJPを代表するものではありません。
また、この記事で示す見解が誤っている可能性もありますので、自己責任でご利用ください。
勉強会の概要
(第99回)Python mini Hack-a-thon - connpass
基本的に毎月開催です。スプリントのゆるい版みたいな感じで各自自分でやりたいことを持ってきて、勝手に開発を進めています。参加費は無料です。 初めての方も常連さんもぜひご参加ください。
papercallについてわかったことを成果発表したので、切り出してブログを書きました。
もちろん、papercallでもくもくしたかったわけではなく、本来やりたかった内容については別途レポートを書くつもりです。
papercall についてわかったこと
- プロポーザルの提出方法は2通りある
- トークの公開について
プロポーザル提出
Talk作成済みの場合
Talkは、ヘッダーナビゲーションの「My Talks」から作成できます。
作成済みのTalkをイベントごとに調整して提出することができます(図の1の部分で選択すると、Talkの内容がフォームに入力され、編集できます)。
作成済みのTalkを提出すると、Submissionが新規に作られます(ヘッダーナビゲーションの「My Submissions」から確認できます)
提出ページから新規に作成する場合
図の下に続くフォームに沿って入力します。
(作成済みTalkを選択していた場合は、図の2の部分をクリックすると、入力内容をクリアできます)
提出ページから新規作成すると、Submissionの他にTalkも新規に作られます
TalkとSubmissionとは何なのか?
papercallを使い慣れている方に教えていただきました。
- Talkはテンプレートと考えるとよい
- テンプレートから提出先ごとにSubmissionを作る(内容を調整可能)3
- →PyConJP2019にプロポーザルを提出するとは、PyConJP2019というpapercall上のイベントに対してSubmissionを作成することと理解
(1)Talkを編集しても作成済みのSubmissionには影響を与えないこと、(2)Submissionを編集しても元のTalkには影響を与えないことも確認済みです。
(1)Talkを編集した場合:
(2)Submissionを編集した場合:
Talkの公開について
TalkやSubmissionのURLを直接叩いても、作成者でなければ詳細は見られません(ログインを求められます)。
OAuthで別のアカウントとしてログインして404となることを確認しました。
Talkは鍵マークの箇所から公開できます。
公開すると、以下のようなURLが発行されます:
https://www.papercall.io/speakers/31396/speaker_talks/136192-papercall
(papercallのログインに使った認証アカウントによっては、speakersの後ろの31396
はユーザ名となることもあるようです)
このURLではAbstract、Description、Notesが確認できます(記載されている場合のみのようです)。
Talkの作成画面4には、「Notes will only be seen by reviewers during the CFP process. 」(レビューアーだけが見られる)とありますが、Talkを公開すると誰でもNotesが見られる仕様のようです。
ジャストアイデアですが、TalkにはNotesを書かずに公開し、それを元にしたSubmissionにだけNotesを書くと、Notesをレビューアーだけに見せるという運用ができると思います。
ただしDRY原則に反しているので、あまり使い勝手はよくないかもしれません。
終わりに
papercallについて手を動かした内容は以上です。
papercallのFAQページ5がスカスカで、#pyhackでなかったらハマって提出を諦めていたかもしれません。
papercallでハマりやすいポイントや、TalkやSubmissionについての考え方を教えていただき、ありがとうございました。
誤りや「こうやったらもっとpapercallを使いこなせるよ」という情報がありましたら、@ftnextや匿名質問箱までお願いいたします。
このブログ記事を見てプロポーザルを提出できた!という方がお一人でもいれば嬉しいです。
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PyCon JP Blog: PyCon JP 2019 トーク応募受付開始しました | PyCon JP 2019 Call for talk proposals is now open↩
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こちらから提出できます:https://www.papercall.io/cfps/2160/submissions/new↩
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Submissionを編集する際、ナビゲーションで「MyTalks」がactiveになっているため、Submissionを編集していることがわかりにくいです。papercallに修正の声を送ります↩