はじめに
ミリアニオールナイト最高でした。ありがとうございました!
nikkieです。
ミリオンライブ!の劇場先行上映をはじめ、アニメ映画を映画館で観ることが多い私ですが、今回は「どうして映画を観るのか」を書き散らします。
目次
- はじめに
- 目次
- nikkie版「映画を観る」
- 影響は、細田守監督のプロフェッショナル 仕事の流儀(2015)
- 映画の中に自分を見る(『映画大好きポンポさん』)
- 終わりに
- P.S. 細田監督 仕事の流儀の影響
nikkie版「映画を観る」
「映画を観る1」だけだと情報不足かなとも思うので、最初に補います
- 「映画」が指しているのは、アニメ映画
- 実写はほとんど見ない
- 映画館で観ます
- 配信で初見はほとんどない
- 映画館で流れなくなったから配信で見る、はあります
- 年に1本くらいドハマリする傾向にあり、その作品は繰り返し映画館で観ます
- 結末を知っている作品をもう1回観るというのは、ほとんど理解されないですね〜
- 小説やマンガを読み返したりするじゃん?(※また別で語ろう)
- 作品例
- 2021年 『アイの歌声を聴かせて』
- 2022〜2023年 『かがみの孤城』
- 2023年 アイドルマスター ミリオンライブ!(劇場先行上映)
- 結末を知っている作品をもう1回観るというのは、ほとんど理解されないですね〜
以下では、アニメ映画を映画館で観ている私が、「どうして映画を観るのか」、言い換えると私にとっての映画を観る意味を綴っていきます。
影響は、細田守監督のプロフェッショナル 仕事の流儀(2015)
2015年の映画『バケモノの子』の制作に密着した回です。
当時私は就活でけっこう大変な思いをしていて、この回は非常に印象に残りました。
細田監督の挫折も語られています2。
#バケモノの子
— nikkie / にっきー (@ftnext) 2021年7月9日
最初見たのは就活してた年で、細田さんのプロフェッショナルはかなり心に響きました
九太がマネから始めて師弟になっていくところ、歳のせいか、一人で強くなった熊鉄視点で見ちゃいましたね。
フォロワーシップ、対等な物言い、理想的!
「弟子が師匠を師匠にする」ってことですねー
以下の言葉は、私にとっての映画を観る意味に強く影響しています。
映画を作るとか、見るとかっていうのは、希望を表明する行為でさ。その時の自分は幸せじゃないかもしれないけど、人生は幸せかもしれないって大声で言っているようなものなんだよ。
私が映画を観るのは、映画が希望だから3、映画を観る行為が希望の表明だから、なんですね。
私にとっての希望と言える作品4に出会ったら、そりゃあ何度だって映画館に足を運んじゃいますよ。
その希望を100%で受け取れる映画館という上映環境には期間の限りがありますからね(リピートという点は別途語る余地がありますね)
映画の中に自分を見る(『映画大好きポンポさん』)
※ここから下は『映画大好きポンポさん』の内容に触れます
(ネタバレ気にされる方は引き返してくださいね)
NHKで1/20(土)に放送あります。スタッフコメンタリーの副音声あり!
【放送休止のお知らせ】
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2024年1月3日
きょう深夜に予定していた「映画大好きポンポさん」の放送は休止となりました。
何卒ご了承ください。
また休止となった「映画大好きポンポさん」は、
Eテレ 1/20(土)午後3:25 放送の予定です。
※最新情報はNHK番組表をご確認ください。https://t.co/Qwu1wdaqUf
(では、内容に触れます)
「映画は希望となる」という点について、『映画大好きポンポさん』で印象的な語りがありました。
今刺さるのはピーターゼンさんのこのセリフ #映画大好きポンポさん
— nikkie / にっきー (@ftnext) 2023年6月17日
>映画は誰のためにあると思う?
>君は映画の中に自分を見つけたんじゃないかね。
>物語を通して、共感や夢、憧れ、現実を見た
ジーンくんへのインタビュー #映画大好きポンポさん
— nikkie / にっきー (@ftnext) 2023年6月17日
>僕が映画に救われたように、僕の映画を見て誰かが救われるように
>(略) この映画はあの日の僕に向けた映画なんだって
>いや、僕だけじゃない
(映像)
>なにかを信じたいから映画館にやってくる、そのすべての人が見てもらいたい誰か(アランくん)
「なにかを信じたいから映画館にやってくる」、ここは「映画を観る行為が希望の表明」ということとかなり重なりますよね。
そして、映画という物語の中に自分を見る。
共感、夢、憧れという希望を見る。
『映画大好きポンポさん』は好きな作品の1つ5ですが、最初見たときに「細田監督のプロフェッショナルと同じこと言ってるじゃん!」となってぐっと来ました。
終わりに
nikkieにとっての映画を観る意味ガタリでした。
- 映画を観る行為は、希望の表明(「人生は幸せかもしれない!」)
- 細田監督の影響
- 自分にとっての希望となる作品の存在
- 物語の中に自分を見る
- 共感などを通して、希望と感じられる
希望の作品を繰り返し観るという点は、また機会があったら語りたいと思います
P.S. 細田監督 仕事の流儀の影響
就活期間に見たというのもあって、私のエンジニア観(仕事観)に影響を与えているなーと思います。
作るのではない、作らされる
作品のために「おまえ死ね」
- (作品が監督を引きずり回すということを言っている理解です。監督以外には当てはまらないです)
自由じゃない、正解は一つ
- Pythonにも近い考えがありますよね。「There should be one-- and preferably only one --obvious way to do it.」