はじめに
さすそー1、nikkieです。
先日のYAPC::Hiroshimaから、そーだいさんのトークを取り上げます。
現地でも聞き入ってましたし、スライド見返したりリンク先見返したりと、余韻が続いてるんですよ。
目次
- はじめに
- 目次
- コミュニティと共に生きる - キャリアの螺旋
- 私とコミュニティと生きる道 地方のソフトウェアエンジニアがコミュニティで成長してCTOになる話
- もっと成長したいソフトウェアエンジニアへ、出会いと経験で自分を変える「キャリアの螺旋」の歩み方
- 恩送り
- 今回は取り上げきれないリンク
- 終わりに
コミュニティと共に生きる - キャリアの螺旋
YAPC::Hiroshima 2024のゲストの1人、そーだいさん2によるトークです3。
この中で引かれている記事をたどってはトークを思い出し、余韻に浸るということをやっています。
私とコミュニティと生きる道 地方のソフトウェアエンジニアがコミュニティで成長してCTOになる話
https://www.pasonacareer.jp/ib40/article/181018/
第1回 オープンラボ備後(2010年)
「そーだい君はまだ自分の柱を決めてないの? 僕が25歳のときには、もうLinuxカーネルで生きていくって決めてたよ」 平聡輔さん(ひらさん)
第15回 オープンラボ備後(2010年)
「PostgreSQLが機能不足なのは分かる。だけど、OracleDBには自分でパッチを当てることすらままならないけれど、PostgreSQLはOSSだから、自分で機能を追加していいんだよ」大垣靖男さん
第1回から第15回への過程にアウトプット駆動学習があります。
アウトプット駆動学習は、時間がなく、意思の弱い私が成長するために必要な学習手法なのです。
コミュニティに「触れる」
私に「外の世界」を教えてくれた場所が、コミュニティだったのです。 そのコミュニティに触れることは、とてもとても簡単です。 インターネットのグループであったり、オフラインの勉強会だったり、何でも構いません。 そこに参加して、そしてそこで何らかのアウトプットを出すことです。
「触れる」という表現、めちゃめちゃよいなーと思いました。
コミュニティに何らかのアウトプットを出すという点が私の好みなんだと思います(アウトプットの具体は恩送りセクションにて)。
コロナ禍でシフトしたオンライン勉強会、これは一切触れなくても参加できてしまうんですよね。
そういう参加スタイルもありだとは思いますが、触れて楽しんでいる「熱」の共有、これが私にとって大事なものみたいです(オタク特有の早口みたいなやつ)
もっと成長したいソフトウェアエンジニアへ、出会いと経験で自分を変える「キャリアの螺旋」の歩み方
この記事では30代エンジニアの成長に「キャリアの螺旋」という概念が提案されていると読みました。
キャリアの螺旋とは、ロールチェンジ(プレイヤーとマネージャーを交互に経験)という理解です
視座、視野、視点が変われば、プレイヤーとマネージャーの往復であっても、決して同じ仕事の進め方にはなりません。
視座、視野、視点を変えることが成長ってことなんだなと理解しました。
振り子のように行ったり来たり、ではなく、螺旋、つまり、旋回しながら一方向に進んでいる!
ミノ駆動さんのトークをきっかけに、私は壁にぶつかった状況を「わからん殺し」と捉えています。
視座、視野、視点、これらが1つでも変わり出すとわからん殺しの攻略に近づく感触があります。
計画的偶発性理論
キャリアの螺旋を進んでいくとロールチェンジなどのタイミングで仕事の内容、人間関係、学ぶべき対象……さまざまなことが都度変わります。 そのたびにいろんな出会いがあり、そして 時には人生を変えるような出会いに発展する ことがあります。
つまりキャリアの螺旋はこのような出会いを偶発的に起こしやすくする戦略とも言えます。 これは 計画的偶発性理論 といって、
別の箇所からですが
コミュニティに参加することは、プライベートな時間で行える計画的偶発性を狙ったアクションだったのです。
恩送り
井上ひさしは「恩送り」が、誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくことを指しているとした
「私とコミュニティと生きる道」より
どんなことがコミュニティへの恩返しになるのでしょうか?
- 多くの人を助けるライブラリを作る
- ノウハウ共有
- 登壇
- ブログや本を書く
しかし、コミュニティに貢献する方法は、その他にも意外とあります。 例えば、公式ドキュメントのtypoを見つけて報告したり、自分で直したりする、これも素晴らしい、分かりやすい貢献ですね。
自分が分からないことを、メーリングリストやコミュニティのSlackで質問する、これも大切な貢献です。 なぜならば、あなたが分からないことは、きっと他にも分からない人がいるはずです。 (略) 他の初心者の人が同じように悩んでいることへの道標を作ることができるのです。
「出会いと経験で自分を変える「キャリアの螺旋」の歩み方」より
t_wadaさんとの出会いから、ガムシャラに学び、猪突猛進でコードを書いてた自分が、正しい知識を学び、理性をもってコードを書けるようになった。
今回は取り上げきれないリンク
終わりに
YAPC::Hiroshimaのそーだいさんトークの感想でした。
発表を聞いた後から余韻があり、登壇資料を見返し、リンク先を確認する中で余韻が増幅していっている感覚です。
そーだいさんは私の目からは偉大なハッカーなのですが、そこに脈々と存在を感じる何人もの偉大なハッカー!
このワン・フォー・オール感(ヒロアカより)が私を揺さぶっているのかなと思います。
また聞きたいので、アーカイブ、楽しみに待ってます!