nikkie-ftnextの日記

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自分の学びのためのLT・プレゼンとしてのLT #LTのコツ

はじめに

いいに決まってる! nikkieです。

9/27(水)の「LTのコツ」大披露会に向けて準備をしています(会場で僕と握手!)。
その中で「LTには2つの段階があるのでは」という仮説を見出しました。
思考ログとしてエントリに残します。

目次

まとめ:LTの2つの段階

  • 最初の段階:自分の学びのためにLT!
    • ブログを書くのとおんなじくらいの気軽さでLTしてよいと思います
    • 自分の学びのために、過去の自分に向けてLTで発信する
    • LTをやってみてアウトプットとして自分に合っていそうと分かったら、継続すればいい
  • 次の段階:プレゼンテーションとしても磨かれたLT
    • よいプレゼンテーションのLTは、絵・文字・音がうまく混ざっている(puhitakuさん)
    • うまいなと思ったLTの要素をパクって、プレゼンテーションとしても上達していける!

1️⃣自分の学びのためのLT

私がみんなのPython勉強会でLT駆動開発に出会い、毎月締切駆動でやっていたLTは自分の学びのためという要素が色濃かったと思います。

学びのためのLTとして、私が共感する先人のLTスライドを共有します。

やはり俺のLT登壇はまちがっている。(2020 ラクスさんの勉強法ハックLT)

LTという勉強法についてのLT。
期日を決めてアウトプットしよう=LTしようと展開します。

私にとって印象的だったスライドはこちら!

登壇者は「先生」ではない
参加者も何か1つ発見があればラッキーくらい

LTを聞くときの私のスタンスはまさにこれでした。
なので、ブログ記事を書いてアウトプットするようにLTをしてもいいと私は考えています(し、実践もしています)。

こちらのLTには記事版も存在します

好きな一節

発表の成功/失敗よりも発表することがえらい!

自分のためにやるプレゼンそれがLT(ソラコム Maxさん)

もう1つ、ソラコムのMaxさんのLTスライド。
SOFT SKILLS1を引きながら、以下のように始まります。

理解を深める一番の方法は人に教えること (slide=4)

他者より1歩前に進んでいるだけで良い (slide=6)

気にせず、自分の学びたいことを発信しよう

続くスライドではMaxさんの #LTのコツ が展開されます

自分のために学びの機会としてLTしても全然いいんです!
私はコードを書けるようになりたい一心で(人の目はあまり気にせずに)LT駆動開発というプラクティスを実践していました。
仮に当時の私が「自分なんかがLTしていいんだろうか」って思いに囚われたとき、ここで紹介したスライドのように考えると勇気が湧いてきたろうなと思います

nikkieの意見:自分の学びのためにLTしよう!

「LTやってみたいな」と思ったら、ぜひ挑戦してみてください2
ブログ書いてみたいでブログ書いたり、LTしてみたいでLTしたりして全然いいと私は思います。

LTを伝えたい相手のおすすめは、過去の自分です。
過去の自分よりは数歩先にいるので、その数歩分をLTで発信できます!(過去の自分に教えているのかも)

初LTを終えた方へ。
一歩を踏み出せるのは素晴らしいです。
実際やってみたら、プレゼンとしては上手にできなかったと感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫です! 一発で自転車に乗ったり、プログラミングをマスターできなかったりするのとおんなじだと思います。
LTも自転車やプログラミングのように、スキルとして後天的に獲得できると思います。

1回LTして満足したらそれでいいと思いますし、「もう1回やりたい!次はちょっとでもいいプレゼンにしたい」と思った方は続けていけばいいのです。

2️⃣プレゼンとしてのLT

一方、LT会に参加しながら他の方のLTを聞いていると、プレゼンとして突出しているというケースはやはりありますよね。
そんなとき、私はうまいな〜と思った要素をパクります(内心は自分がうまくできないのが「悔しくって死にそう」なんですけどね)

プレゼンとしてのコツを語っているのが、puhitakuさんによるこちらのLT。

プレゼンの作り方(puhitakuさん)

PyCon JPなどでLTを拝見したことがありますが、puhitakuさんはめっちゃうまくて、こちらのスライドも見事にまとまっています。

  • プレゼンの目的
  • 基本構成
  • スライドを作る流れ
  • うまくなる方法

LTは紙芝居という表現は言い得て妙で、絵・文字・音がうまく混ぜ合わさったLTは非常に印象に残りますね

ここで紹介したのはpuhitakuさんスライドのごく一部です。
プレゼンとしてのLTのコツが詰まっていますよ〜

終わりに

LTには2つの段階があるのではないかという仮説をアウトプットしました。

始まりとしてオススメなのが、自分の学びのためのLT!
そこでLTというアウトプットスタイルが馴染むと分かったら継続すればいいですよね。
その中でプレゼンテーションとしても少しずつ上達していけると思います。

私のLT駆動開発(LT王子への道)も

  • 締切駆動で自分の学びのためにLTを繰り返し
  • その中でプレゼンテーションのスキルも取り込んできた

と説明されることに気づきました。

LTに興味がある方の参考になる情報がなにか1つでもあったら嬉しいです。
興味を持ったらやってみることが大事だと思うので、 Let's LT! やってみよー

P.S. いまのあなたにしかアウトプットできないことがある

おまけに技術ブログについての発表資料を紹介します。
ここで見たように私は技術ブログと自分の学びのためのLTは同じだと考えているので、このスライドは(ブログや)LTのネタを決める際に思い出しています


  1. 現在は第2版が出ています。
  2. 定期的に野良LTのできる場があったら素敵だな〜と思います