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都知事選 2024
2024年の都知事選は安野さんに注目しました。
安野さんは選挙活動の一環としてAIあんのを公開。
AIあんのをはじめとした選挙活動の一連のコードは公開予定(誰でも利用可能にする)と発言されています(執筆時点で公開されているかは不明)
安野さんのnoteマガジンの中には技術記事もあります。
都知事候補 安野たかひろ選挙活動ストーリー|#安野たかひろ 事務所(公式)|note
この技術記事を読んだログです。
AIあんの技術解説
AIあんのは、安野たかひろの政策を学習したAI応答システムが、本人のアバターと声色によって、Youtube Liveと電話という2つの経路で、みなさまのご意見やご質問に回答するシステムです。
実装はRAGなんですよね。
RAGアプリケーションのベンチマークだと思っており、コード公開を楽しみにしています。
ポイントとしては、本人の政策を自動生成で喋らせる以上、本人の考えと異なることを発言するのはなるべく避けたいので、ChatGPTでダブルチェックなどを行い、有効回答の生成率が多少下がることを許容し安全側に倒しています。
返答生成(RAG)に詳しい記事が以下
- タスクを分割して複数のプロンプトで実現
- 検索後、(LLMで)リランキングして返答生成
- ハルシネーションチェック、事例として興味深い
AIあんのでは生成された返答においてハルシネーションが発生していないかをLLMで自動検知する仕組みを導入しています。
Human-in-the-loop
AIあんので強く興味を惹かれたのは、Human-in-the-loop。
AIあんのの文脈に含める知識に使うFAQについて、回答を人間が整備したというHuman-in-the-loop事例。
— nikkie / にっきー 技書博 け-04 Python型ヒント本 (@ftnext) 2024年7月8日
整備を効率化するために、LLMで質問にカテゴリ分類&タグ付け、人間が得意分野の回答生成に注力できる!
LLM as a Judgeは今回はうまくいかなかったとのことhttps://t.co/d5eV1btOXU #TOKYOAI
回答できなかった質問に人間が回答を用意!
この動きにより、似た質問が次回されたときには回答できると期待されます(協働している!)
人間が回答を用意するのも労力がかかるので、ここをLLMでサポートしています。
(noteより引用)
なるべく人の手をかけずに効率よく回答を作成する為に、質問に対する回答作成に人間が着手する前にLLMを用いたタグ付けとカテゴリ分類を事前に実施しています。
タグ付け・カテゴリ分類を行う意図は、回答作成のアサインを効率化するためです。
もう1本、カテゴリ分類事例の詳細
Human-in-the-loopでAIあんの向けのデータ(FAQ)整備するために、GPT-4oで質問をカテゴリ分類したとのこと #TOKYOAI
— nikkie / にっきー 技書博 け-04 Python型ヒント本 (@ftnext) 2024年7月9日
工夫はマルチプロセスや1プロンプトで複数質問処理(記事ではバッチ処理)
カテゴリを自由に作らせて分類させたあと、カテゴリをまとめて再分類させているhttps://t.co/4dkIMfqs2c
- まずはLLMでカテゴリを生成して分類
- カテゴリは全7つと伝えるものの大量にできてしまうので、LLMでカテゴリを構造化
- 構造化したカテゴリに再分類
書いてて思いましたが、発散させてから収束させたように見えます
積ん読
- Google Drive+GAS+スプシによるミニマルなデータパイプライン【東京都知事候補 #安野たかひろ #AIあんの @takahiroanno 】|banbiossa
- (見逃しているものがありそう)
終わりに
AIあんのの技術解説noteを読んだログでした。
LLMを色んなところに使っていますね。
- RAGを使って、政策の質問への回答生成(AIあんの)
- RAGの中でリランキングにLLMを使ったり
- 生成した回答のハルシネーションチェックにLLMを使ったり
- Human-in-the-loopでAIあんのを賢く
- LLMでカテゴリ分類(生成 -> 構造化 -> 再分類)して補助
AIあんのというシステムを組み上げたのもすごいですが、LLMという技術の可能性も再確認できたと思っています。
至る所で使い倒している!!
ここまで使えるという例を示したのだと思いました。
技術的なアウトプットに感謝です。
ソースコード、待ってます!