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ことみんさんによる「エンジニア基礎 ウィルゲート2024年度エンジニア新卒研修」。読んでいて「それな!」祭り👏 これはマジで受けたい!

はじめに

トワラー、めっちゃいい😭 nikkieです。

研修「エンジニア基礎」資料が話題です。
200ページを超えるスライドを読んでのメモ、「それな!」祭りです。

目次

エンジニア基礎 ウィルゲート2024年度エンジニア新卒研修

読まなかったら後悔させる自信があるほど良い資料

読んだ今なら言える。そ れ な !!

ことみんさんについては、こちらの記事がオススメです1

エンジニア基礎の見取り図

扱うのは、「ポータブルスキル」「スタンス・マインド」「ポテンシャル」。
コードは登場しません。
マインドセットが中心です。

上で紹介した、ウィルゲートさんブログにことみんさんが書かれています。

私自身の経験を振り返ると、新卒でエンジニアになってから3年間、技術力を伸ばすことに加えて、成長に必要だったのは正しいスタンスやマインドセットの習得でした。これらの基礎がなければ、いくら技術力があってもそのポテンシャルを最大限に発揮することは難しく、逆に言えば、この基礎があれば技術習得やエンジニアとして成長するスピードもグンと上がります。

7部構成です

  1. ガイダンス
  2. エンジニアとしての基本心構え
  3. コミュニケーションの心構え
  4. キャッチアップスキル
  5. 作業をするとき全般
  6. コードを書くとき全般
  7. 継続的な成長

私のメモ(非公式)として小見出しを入れるとこんな感じ。

  1. ガイダンス
  2. エンジニアとしての基本心構え
    • プロ意識
      • ドメイン知識を正しく理解する
      • 自分のプロダクトに1番詳しい人になる
      • プロダクトの歴史を想像する
    • 仕事をする上で大事な振る舞い
      • 他チームとの連携
      • MTGの目的を理解する
      • 先輩・上司の言っていることの意図を理解する
  3. コミュニケーションの心構え
    • コミュニケーション全般
      • 相手のコンテキストを想像しよう
      • 正しい言葉を使おう
    • テキストコミュニケーション
      • 適切なマークアップを使おう
      • 質問の仕方を意識しよう(質問テンプレート)
    • 質問力
  4. キャッチアップスキル
  5. 作業をするとき全般
    • ツールを使いこなそう
    • times
  6. コードを書くとき全般
    • 認知負荷
      • わかりやすさ(『リーダブルコード』)
    • ベストを尽くす
    • 周辺の機能やロジックも把握して改修する
  7. 継続的な成長
    • ふりかえり

「それな!」と思ったポイント祭り

私に特に刺さったポイント(「それな!」「そうだよなあ、めっちゃいいなあ」)を書き出していきます。
大部なので、「それな!」ポイントは人によって違うんじゃないかな〜。
気になる方は、ぜひ資料本体をご確認ください

コードを書くときはベストを尽くす

6.コードを書くとき全般 より

「後で直せばいいからちょっとだけ手を抜こう」は、すぐ先の未来に跳ね返ってくるんですよね2

あと全力で書いたコードだからこそ、インプットする中でよりよいやり方を知った時に「やらかした〜、悔しい〜〜。次はもっとうまくやりたい」とつながる気がします3

プロ意識

2.エンジニアとしての基本心構え より

成長してレベルの高い仕事をすることを期待されている

Uncle Bobみを感じて、共感します

特に響くのは「1番詳しい人になる」という心構え4
自分が書いたコードから始めて、詳しくなっていくんだ!

質問力とは、わからないことをほっとかない力

3.コミュニケーションの心構え より

ツールを使いこなそう

5.作業をするとき全般 より

目の前の作業よりも、今10分とか30分調べて効率が上がるなら、結果的に良い

このマインドセットはとてもよく、もっと身につけたいと思いました。
「多少力技を使ってでも目の前の作業を終わらせちゃおう」という誘惑がありますが、少し時間がかかってもスマートな解決策を身につける
短期ではなく中長期で見ている!

Slackは即レス・全部見る

4.キャッチアップスキル より

ここは環境によって読み替えが必要かなと思います。
(私は常時ペアプロしているから即レスではないし、全部見るのは諦めました。組織も大きく、常に知らない・見えていないことがあると思っています)

MTG中はMTGに集中しましょう

ながらは生産性を落としますね。
MTGの目的(必要があって呼ばれている)とも矛盾してしまう

「即レス・全部見る」は業務中のマインドセットだと思っています。
BYODの環境でSlackをスマホに入れている場合、注意しないとこいつはプライベートの時間に食い込んできます。
ですが、オンオフの切り替えは重要。
プライベートの時間はリフレッシュに振るべき5と考えています6

新卒時代にプライベートも常時Slackを見る習慣がついてしまって、「休むって何することだっけ」となった経験からの共有でした(その会社でのはからいにより、回復しています)

終わりに

ことみんさんによる「エンジニア基礎」研修資料を読んでのメモでした。
これはあれですね、そーだいさん7並みにいいことしか言ってないですね。
なので、ぜひ一次情報をご確認ください!

めちゃめちゃ蛇足感がありますが、「この大作を読んで共感するけど、これ全部できるようになれるかなあ」という方へ。
マインドセットとは別に、技術の広大な海も広がっていますもんね。

ことみんさんも「毎日、少しずつ意識」「一つひとつ自分をアップデート」と書かれています

私からはこちらを送りましょう。

今できないことがあっても大丈夫。これからできるようになればいいって思います

P.S. 受講の機会キター!

勝ったな!


  1. 読んでの私の感想
  2. t-wadaさんの「質とスピード」を思い出します
  3. 伊藤直也さんのツイート。まさにこれなんです!
  4. 小野和俊さん『その仕事、全部やめてみよう』の「ラストマン戦略」を思い出しました
  5. 温度感の表現が難しくて、スマホの通知は基本切ってますが、自分が一番詳しい領域の通知だけはありにしてます(障害に気づくため)
  6. 「私より技術力のある方を観測すると、皆さん休みの日は趣味でリフレッシュされている」8 あの日シアターデイズをインストールし、長らく封印していた仕掛け人を再開した私へ(ミリシタ新人Pのプレイ録) - nikkie-ftnextの日記
  7. 一例です
  8. 私のリフレッシュは、攻略のための試行錯誤も含まれています。ゲーム感覚なんですよ