はじめに
だんないよ、nikkieです。
「みんなのPython勉強会#33」のイベントレポートを2回に分けて送ります。(体力的な事情があります。。)
今回は個人的にありがたかった発表をピックアップします。
勉強会の概要
「入門書を読み終わったらなにしよう? 〜Python と WebAPI の使い方から学ぶ次の一歩〜」
岩崎 圭 (@laughk, 株式会社SQUEEZE)今やプログラミング入門書の種類は豊富で、その気さえあれば誰でも手軽にプログラミングの学習を始めることができます。
しかしながら「入門書を読んでみたけれど、自分で何ができるのか今ひとつわからない」「じゃあ何をしよう?がうまく見つからない」なんてことはありませんか?
今回は WebAPI を扱うことを例に、プログラミングの入門書を読んだ次の1歩を踏み出すための課題の見つけ方と手の動かし方を紹介します。
入門書を読み終わったらなにしよう?
- 普段自分がやっていることをネタにする
- 登場人物の整理:誰に何をやってもらうかを書かないとコードは書けない
- PyPIにある便利なものに頼る
- コードを書き始めたら、コードの見た目にはこだわらずに、やりたいことをとにかく実現させる
普段自分がやっていることをネタにする
よく使うWebサービスがあるとネタにしやすい(起こることがイメージしやすいため)
今回はGitHubのプルリク一覧をSlackに通知してみる
登場人物の整理
第1段階:GitHub & Slack
WebサービスをPythonでどう使うか→ Web API
(注)入門書でよく扱われているスクレイピングはAPIがないときの最終手段
PyPIにある便利なものに頼る
PyPIにAPI用のサードパーティライブラリが公開されていることが多いのでチェックする
登場人物 第3段階:PyGitHub & slackpy
ライブラリの使い方はドキュメントを確認する。ただし隅々まで読む必要はない。
触りを読んだら雑に動かしてみる。対話画面でガチャガチャいじる感じ
さらに細かな部分はドキュメントを読む。試すとドキュメント読むの組合せ
ここまで来てようやくやりたいことの概略が整理される。
- PyGitHubでプルリク情報取得
- 取得したプルリク情報整形
- 整形データをSlackへ(slackpy)
トライ&エラーでひたすらコードを書く
インタラクティブシェルで小さく小さくトライ&エラー 小さく理解していく
こまめにprintで変数の値確認
コードを書き始めたら
「きれいに書け」「テストコード書け」は最初のステップでは置いておく。
とにかく書いてみるを大切にする。
感想
- 「作りたいものを作るんだ!」と趣味でPythonを触っているので非常に参考になりました。
週末の#rettypyでスライドの内容を追いかけてみてもいいかも。 - 登場人物を整理するという話、開発する中で取り入れたいです。
何か作ろうと思ったらすぐググってライブラリを探していましたが、
大元の使いたいものはWeb APIですもんね。ライブラリはそれをラップしているに過ぎない - ドキュメントの使い方(全部読まない。必要なところだけつまんで、手を動かす)というのは実感にあった感じです。
- 入門書の次のステップできれいに書くことやテストコードは置いておくという話でしたが、
そのあたりが気になる私は中級者へ向かっているのかなと思います。 - PyPIでライブラリが見つからないときは、GitHubを検索するといいらしい。
(Issueに試行錯誤の跡があったり何かしら見つかるとのこと)
→モザイクアートも探してみよう - Pythonをデバッグするには:import pdb
あとで読む PythonデバッグTips - Qiita