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M1 MacでApache Tomcat 10を動かす

小ネタです。

目次

先人の記事たち

以下の手順に則りました。

(追記 2024/07/04)
Tomcatのドキュメントを見ていたところ、この記事の手順の大元は以下にあるものと思われました。
https://tomcat.apache.org/tomcat-10.1-doc/RUNNING.txt
こちらのテキストファイルの参照をオススメします! (追記終わり)

動作環境

% sw_vers
ProductName:        macOS
ProductVersion:     14.5
BuildVersion:       23F79

Javaはインストール済みでした

% java -version
openjdk version "20.0.2" 2023-07-18
OpenJDK Runtime Environment (build 20.0.2+9-78)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 20.0.2+9-78, mixed mode, sharing)

手順

Tomcatのダウンロード

https://tomcat.apache.org/download-10.cgi から、10.1.25のtar.gz (Core) をダウンロード

今回は ~/optの下で展開しました。

~/opt/apache-tomcat-10.1.25で作業します

スクリプトを操作

実行権限を付与

% cd bin
% chmod u+x *.sh

起動スクリプトを叩きます

% ./startup.sh

これで http://localhost:8080/Tomcatのページが見られます(なんだかDjangoのロケットページっぽいですね)

止めるときはshutdown.shを叩きます。

startup.sh(やshutdown.sh)の出力からCATALINA_BASEが分かります(次で使います)。
~/opt/apache-tomcat-10.1.25

サンプルアプリを動かす

https://tomcat.apache.org/tomcat-10.1-doc/appdev/sample/ を参照

  • warファイルをダウンロード
  • warファイルはCATALINA_BASE/webappsに配置
  • tomcatを起動

やったこと

% cd ../webapps  # CATALINA_BASE/bin から CATALINA_BASE/webapps に移動
% jar -xvf sample.war  # 中を覗いた(必須ではない認識)
% cd ../bin
% ./startup.sh

http://localhost:8080/sample でサンプルアプリケーションが見られます。

終わりに

ドキュメントの「First web application」が敷居が高く感じたので、まずTomcatとサンプルのwarファイルを動かしてみました。
https://tomcat.apache.org/tomcat-10.1-doc/appdev/index.html

動く環境は作れたので、理解を増やすために再びドキュメントに当たってみます