はじめに
いつも心は虹色に! nikkieです。
2018年のもくもく会納めに #pyhack に参加してきました。
勉強会の概要
(第94回)Python mini Hack-a-thon - connpass
スプリントのゆるい版みたいな感じで各自自分でやりたいことを持ってきて、勝手に開発を進めています。参加費は無料です。 初めての方も常連さんもぜひご参加ください。
今回は、常連さんから初参加の方まで、満員御礼といった感じでした。
取り組んだこと
ExtensionのDjango2系での動作確認
Django Girls Tutorialの拡張版(翻訳進行中)のコメントの章がDjango 2.x系に書き換えたらどうなるかを検証しました。
この章に取り組むと、コメントの表示機能や入力機能、管理者が承認/削除する機能が追加されます。
Django 2.x系向けの変更点は、urls.py
をpath関数で書き換えるくらいでした。(url関数でも動くので必須ではありません)
■記事一覧画面(承認されたコメントの数が表示される)
■記事詳細画面(ログインユーザはコメントを管理できる。ログインしていないユーザもコメントが可能)
検証が終わったので、原文のコードについてPRを出しました。
今後は日本語翻訳のレビューを進めていきます。
検証時に気づいたことをブログにまとめているところです。(長くかかりそうなので次の作業へスイッチしました)
画像の背景を除いてくれるAPI
人物が写った画像(写真)の背景を消し、人物だけを取り出すAPIを最近知りました。
知ったときに思ったのは、「アニメ画像からアニメキャラクターを取り出せるのでは?」でした。
切り出したキャラクターを加工して、以下のアスキーアートをプログラムから作ろうとしています。
色付きの四角と枠線だけの四角から構成されるシルエット画像です。
(2018年のニコニコ動画でのアイドルマスターシリーズ一挙放送で見かけたアスキーアートです)
手元にモザイクアートのプログラム(Python製)があるので、これをベースに実現できると考えています。
背景を除くAPIで切り出したキャラクターだけの画像について、格子状に分割し、各領域を色で塗りつぶすのか否かを判定するというロジックで実装予定です。
(23日の某ハッカソンで試します)
このAPI(Webアプリ)で 遊んで どんな画像なら切り出せるかを検証していました。
- キービジュアルのような大きめのアニメイラストは切り出せる(響け!ユーフォニアム、君の名は)
- ARキャラクターは切り出せる(デレステや舞台めぐりのAR写真)
- 私のツイッターアイコンのような顔のアップの画像からは切り出せない
- 画像の領域を広げてみたが、今のところ成功していない
#pyhack
— nikkie (@ftnext) 2018年12月22日
Background Removal、ARの切り出しはできるようで、「舞台めぐり」で撮った写真からキャラクターを切り出せました。(舞台めぐりはARキャラクターと写真が取れる聖地巡礼アプリ)
写真っぽい画像であれば切り出せそう。
自分でやるなら「前景抽出」「セグメンテーション」あたりなのかなー pic.twitter.com/NxwdKTtc5J
API Beta版のテストユーザを募集していたので、申込んでみました。(想定していない使い方だと思いますが、通ることを祈ってます)
他の方の取り組みから
自分のメモとしてツイートを一元化。
- OpenCVでのWebカメラ操作はわずか1行 ゼロからはじめるPython(35) OpenCVで監視カメラを自作してみよう | マイナビニュース
- おうちKube 3日間クッキング【Kubernetes のラズペリーパイ包み “サイバーエージェント風”】
- responder触るときは中で使っているstarletteのバージョンを0.8にする ref:fixed Characteristics by 0xflotus · Pull Request #25 · kennethreitz/responder · GitHub
- Python Boot CampテキストにWeb APIのコンテンツ追加 7. Web API、スクレイピング — Python Boot Camp Text 2016.04.28 ドキュメント
- 大晦日ハッカソン 大晦日ハッカソン2018 #大晦日ハッカソン : ATND
- denzowさん力作のDjangoでカンバンチュートリアル DjangoとVueでカンバンアプリケーションを作る(5) - Qiita
感想
本編から懇親会と非常に楽しい時間でした。
#pyhack を機に、ほぼ毎週のようにPythonのもくもく会に参加し始めて1年が経ち、振り返ると感慨深いものがありました。
次回は冬山合宿、せっかくのまとまった開発期間なので、取り組むことを決めて参加しようと思います。
皆さま、1日ありがとうございました!