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イベントレポート | カイゼン・ジャーニー 著者による本読みの会 第09話「一人からチームへ」再放送 (7/21) #kaizenJ

はじめに

いつも心は虹色に! nikkieです。
今日の夜はカイゼン・ジャーニー本読みの会10話の放送ですね。
7月に放送された9話本読みの会のメモと感想を公開します。

勉強会の概要

カイゼン・ジャーニー 著者による本読みの会 第09話「一人からチームへ」再放送 - DevLOVE | Doorkeeper

「著者による本読みの会」では、著者2人がカイゼン・ジャーニーを1話ずつとりあげて、内容を解説したり、深掘りしたり、脱線したりします。

予定している内容
・第09話 「一人からチームへ」
下記の公開収録イベントの再放送になります
07-12(木)再始動・公開収録イベント:カイゼン・ジャーニー 著者による本読みの会 第2部 第09話「一人からチームへ」と第10話「完成の基準をチームであわせる」

感想

この章はスクラムについて学んだ章です。
改めて読むと、スクラムの基本が凝縮されているという印象です。(5つのイベント、3つの役割、3つの成果物)

今年の春、前職でアジャイルで開発することになり、私は『カイゼン・ジャーニー』を手に取りました。
最初は私も同僚もアジャイルスクラムの区別がつかない状態でしたが、2部を参考に職場にスクラムを導入していきました。

移動時間にSiriさんに音読してもらっていたのですが、
ツチハシじゃなくてドバシさん、サイホウじゃなくてニシカタさんでしたよ、Siriさん。。

間が空いたのでこのエントリで振り返って、今晩の10話の会に臨みます。

本読みの会メモ

  • 片瀬にはモデルがいる(同じようにしゃべる)
  • 神戸橋さんと改善に取り組んだが、チームでやることに慣れていないからダメでしたという立ち上がり
  • アジャイルサムライかスクラムブートキャンプ -> 「本のタイトルにスクラム」後者か 西村さん?1
  • 江島・蔵屋敷さんの信頼関係 無茶振りでも引き受ける
  • 西方さんは別のプロジェクト炎上で遅れてくる
    • 片瀬のアナザーストーリーに西方さんが登場。その後江島のところへ
  • (西村さん)スクラムマスターはジェダイ・マスターのようにとらえられると強すぎる。プロダクトオーナーと同様に役割にすぎない
  • 関西弁キャラ賛否両論
  • 解説は結構な期間標準語だったが、最後の最後でキャラに喋らせる解説になった。1つの段落の中で感情を込めたところを関西弁で、他は関西弁を薄くする
  • 図2-1: 当たり前と思っていたことだが、スクラムガイドには書いていなかった(カスタマイズ)
    • スクラムのことを調べ直した。スクラムガイドにはアジャイル開発の深みがあった
    • 「書くというアウトプットは自分たちの学びにもなる」
    • 丸の位置が等間隔だとおかしい。デイリースクラムは何回もある。デザイナーさんとの意思疎通の難しさ
    • 実はデザイナーさんとはFace to Faceで進められていない
    • リファインメントが書いてあるが、説明が少ない(先の章)
  • 理論と精神: 透明性、検査、適応 イベントに取り込まれている
  • カイゼン」どこからカタカナにするか悩んだ。カタカナ表記は日本語としては一般的ではない(-> KPT本!2)
  • 経験主義
    • やったことないからできないはスクラムでは通用しない。わからないからこそやってみて次に活かす
    • 計画を否定しているわけでもない。計画できることは計画したい。計画が頭でっかちになって進まないなら経験主義で
    • やる前にやめるように言うのではなく、やってみて振り返る機会を提供するのがスクラムマスターやアジャイルコーチの仕事(あえて失敗させるという選択もある)
    • スクラムマスターはプロジェクトマネージャーとは違う。プロジェクトマネージャーはチームが転ばないように先にリスクを排除。スクラムマスターはチームが転んでもよいという姿勢
  • ウォーターフォールスクラムはVSという関係ではない
  • スクラムは開発工程の管理(プロジェクトマネジメントの手段)だけではない。人の感情面に焦点を当てる -> 「疲弊しきっているプロジェクトを救う」(新井さん)
  • スプリントの長さ
    • スクラムガイドでは「1ヶ月以下」
    • 新井さんは2週間or1週間。早く失敗する。
    • 市谷さんは1週間
  • スクラムチームにリーダーは存在しない。リーダーは日本の現場の話(この会社ではリーダーが必要)
  • チーム内ではリーダーはスクラムマスターという位置づけ。スクラムをチームに導入する江島がリーダー
  • 9話と10話は最初は一緒だった。長かったので分割

  1. SCRUM BOOT CAMP THE BOOKの著者 西村 直人 さんと思われます

  2. カイゼン・ジャーニーでも参照されている『これだけ!KPT』には「漢字の『改善』は、単発の改善、カタカナの『カイゼン』は、継続的な改善と捉えているのです」という一文があり(p.48)、なるほどと思いました。