はじめに
いつも心は虹色に! nikkieです。
アウトプットのヒントにしようと「ブログライティング入門」に行ってきました。
勉強会の概要
【サポーターズCoLab勉強会】エンジニアのためのブログライティング入門 - サポーターズCoLab
技術ブログを書きたい!書いた記事をみんなに読んでもらいたい!と思っている方に向けて、 1年間で qiita コントリビューション 2,500 、はてブ総数 1000 弱(2018/07/01 時点)のエンジニアが 0 からここに至るまでに実施したノウハウをお話しします。
TL; DR
まとめ
- 書くと情報が自分に集まる
- 書くとキャリアアップにつながる
- 料理と同じ。鮮度(誰かがすでに書いていても新しいことに価値がある)
- ネタは普段自分が困っていることで十分
- とにかく書かないと始まらない
- 続かなくてもいいのでまずは書いてみるところから
感想
登壇者の@numanomanuさんは【今日からできる】コミットメッセージに 「プレフィックス」 をつけるだけで、開発効率が上がった話を書かれた方でした。(この記事めちゃくちゃお世話になりました!)
サポーターズで頻繁にJSネタで登壇されているそうですが、JSに疎い私ははじめてお会いしました。
ブログを書くことで好循環を作り出していて、自分もこういう状態に行きたいと思いました。
はてなブログはイベントレポートで定期的に更新していますが、Qiitaの記事の更新頻度が低いのが課題と感じています。
「Done is Better than Perfect」の精神でもっとがんがん書いていこうと思います。
(自分が苦労したAzure × Pythonでネタは控えてるんですが、Qiitaに書く以上それなりに調べてからという意識がありました)
話を聞いて、以下の勉強会で聞いた話を思い出しました。
自分にとって役に立ったブログはコード片1つ、切り出した公式ドキュメントだったかもしれない
イベントレポート |【サポーターズCoLab勉強会】エンジニアのためのブログ講座 #blog_engineer - nikkie-ftnextの日記
業務中の目の前のタスク解決がLTのネタにならないかと考える
イベントレポート |【サポーターズCoLab勉強会】若手エンジニアが転職に困らないように今から実践できること - nikkie-ftnextの日記
それでは以下メモです。折に触れて見返そうと思っています。
「記事を書いたことがない人が書くきっかけになれば」という言葉で幕があがりました。
(2018/07/31 スライドを追加)
なぜエンジニアブログを書くか?
モチベーションがないと書けない
エンジニアにとってはアドオンに近い
会社で書くことになったのがきっかけ
書くようになって
- 発信した情報から新しい情報が
- Qiitaでコメントで教えてもらえる
- ポジティブ・フィードバック
- インプットが増えた
- ネタ探し オープンソース読む(React)、海外のフォーラムで質問
- 登壇依頼来た
- MANABIYA、サポーターズ(10回)登壇
- 仕事依頼来た
- 副業収入合わせて年収2倍
- バズると記事経由で仕事が来る→仕事するからスキルが付き、書けるネタが増える:好循環
- バズると嬉しい いいねがつくと嬉しい
-> 書かない理由はない。今すぐ書こう
何を書いたらいいかわからない。素人が書いてもいいか
「ブログなんて料理みたいなもの」jenkins開発者の川口さん
同じものでも最新の状態で動いていることをブログに書くのは意味がある。鮮度重要
仕事や作業の中にいくらでもネタが隠れている
先輩に聞いたこと、後輩を助けたこと、PRをブログにする、登壇内容、多言語の翻訳、ネタドリブン(ブログに書くために開発)
1件でもニーズがあれば記事にしていい
自分が困ったこと、後輩が困ったことは誰かも困っている
ニーズがなさそうでも自分のために書く気持ちがあればOK
まさかりコワイ
自分が書いたものを偉い人がディスってきたらコワイ
まさかりはコワイが愛情。
最初は無関心(誰も読んでくれない) まさかり気にしなくていい
まさかりはコワイから本気で調べる->身につく
コワければ信頼できる人にレビューしてもらう
記事の書き方: 発書練散(はっしょれんさん)
1と2が発、3が書く、4と5が練る、6以降が散
- ネタ発見
- 検索しても(日本語で)出てこなかった 「React Native 画面遷移」・「GASでスピードに振り切る」
- 読み手決める
- 初心者向け/玄人向け
- 読んだ後にどうなってほしいか
- 読み手を踏まえてタイトル 「React Redux SPA」で検索した初級~中級者が一通りできるようになるまで React Redux の SPA を運用して得られた知見と実装例、開発フローもあるよ!
- 書き切る
- Done is Better than Perfect
- タイポ気にしない(Qiitaなら編集リクエストが来る)
- タイトル
- 30個のワードを用意 <- コミットメッセージプレフィックスの記事「今日からできる」「開発効率上がる」
- 読むのは自分でないので、どんなタイトルなら読んでくれるか考える
- 煽りはほどほどに
- 推敲
- 夜中に書いて通勤中にスマホで見返す 1日寝かせる
- SEO
- 後述
- 投稿
- SNSシェア
- エンジニアならTwitterは必須
とにかくネタを見つけて書く
読み手ファースト
当たり前なことをちゃんとやるのがブログを書くということ
いいねやはてブ
「取らんと欲するものはまず与えよ」老子
「良いものを作っても売れるわけではない」
まず自分からいいねやはてブをし、コミュニティを作る
返報性の原理 何かされるとお返ししたくなる
普通に感謝の気持ちでいいねする いい記事ありがとうございます
背中を押してくれる言葉
- 「難しいと思えるのも才能」湊川さん
- 「世界中に俺のこの素晴らしい記事を早く読ませたい」と思い込め 面白いと勘違いして登壇する・書く
- 「Done is Better than Perfect」 まず出してから修正しよう。修正し続けると出さずに終わってしまう
- 「頑張って書いた記事ほどスベる」凝ったネタだけど受けなかった->気にせずどんどん書こう
以下、おまけ
ツール
- licecap 画面をGIF動画にしてくれる
- text lint Chrome拡張で使う。です・ます調とだ・である調混在を怒る
- Macはスクリーンショットを保存せずにQiitaにペーストできる
- Qiitaの下書きをメモ帳として使う。書くことないかなと見る
SEO
検索したときに出てくるようにする
検索されそうなワードでTitle, Keyword, Descriptionを組む
QiitaはTitleしかいじれない
検索プラットフォーム側はユーザが欲しがっている情報をトップに表示したい
- タイトルや文章に検索キーワード散りばめ
- いい感じの文章の羅列 1000~2000文字
- いい感じに5~10枚の画像・動画
Organic Searchからの流入が大半。(SNS友達少なめ)
QiitaがSEO頑張っているので、Qiita記事に流入しやすい
もっといいねがほしい
- 著名な人にあやかる
- 記事の中で引用する(Qiitaなら通知届く)
- Twitterで絡む 「意外とみんな優しい」
- 著名な方につぶやいてもらうとPVのパルスが発生
- 同僚に奢ってはてブやシェアをお願い
- サービスをハックする(Qiitaをハックした)
- 1時間以内に5いいねあればトレンドに載る
- トレンドに載り、いい記事であれば、いいねが増える
- qiita.com/tags で人気のタグがわかる 人気のタグをつける
- タグの付け直しで何度でも上に来る(今通用するかは不明)
- タイミングは木曜か月曜、火曜の朝。水曜の朝一はQiitaメールでトレンドに埋もれてしまう
質疑から
- 個人ブログはやっていない。メンテに時間がかかる(アフィリエイト設定など)
- 文章だらけになったら前後編に分けていい感じにする。離脱されないように
- はてなブログはやっていない。noteに移行。有料記事が作れるので
- 仕事につながったのは記事の内容が読んだ人の心を動かしたパターン
- jQueryのレガシーなシステムをReactかVueでリプレースしたいが知見がない。このニーズを踏まえて記事を出した
- 今狙い目は仮想通貨?
- 書き始めたきっかけ: 会社でブログ書こう。採用目的。
- 書いたけど誰も読まないので何も起きない。まさかりビビってたけど何もこなかった
- ->好きにやろう。読まれるようになった
- まさかりは今まで飛んできたことがない。
- 飛んできそうなら相当調べて書く。
- 会社でめちゃくちゃまさかり投げられた結果書く。「君のコードを読んでいる時間があるならオープンソースのコードを読みたい」まさかりはツライが愛情
- (懇親会にて)一本どれくらいの時間で書いている?
- とにかく書ききることに注力。時間を書けてもスベるときはスベるのでまず書ききる。
- (懇親会にて)人がシェアしたくなるものを書く
- 人はゴシップ系を読みたい一方で、シェアしたいのは人に見せたいものという調査結果があるらしい。先のコミットメッセージの記事はまさに人に見せたいをついた例
- 「いいねはどうでもいいねかもしれない」
登壇者の@numanomanuさん、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。