nikkie-ftnextの日記

イベントレポートや読書メモを発信

告知 | 2020年1月26日(日)にPyCon JP 2019のリジェクトコンを開催します(会場は早稲田駅近く) #rejectpy

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
大変お待たせしました、PyCon JP 2019リジェクトコンの案内です。

前回のリジェクトコンエントリ!

このエントリの後、

してきました。

リジェクトコン参加者募集します!!

勉強会の名前を「熱意あるPython使いの発表会」としています。
2019年6月に不採択となり寝かせてきたプロポーザルをついに発表するのです。
そんな方々を言い表す言葉は「熱意あるPython使い」にほかなりません!
熱意あるPython使いの発表を聞きたいという方、ぜひお申し込みください。

器は用意しました。
中身が詰まり、参加してくださる方に有意義な時間になるよう、引き続き準備していきます。

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なぜやるか

改めて書くと、PyCon JP 2019は47枠に250を超えるプロポーザルが集まり、採択率は18%という激戦でした。
私は一スタッフとして選考に参加しましたが、非常によく練られているものの、枠数の都合上、僅差で不採択となったプロポーザルを何本も目にしました。
そんな接戦で惜しくも届かなかったプロポーザルに発表の機会がないのはもったいないと思うのです。
不採択となってしまったプロポーザルの発表を、何より私が聞きたいのです。

最近思うのは、「リジェクトコンこそが自分が心から発表したいことを発表できる機会ではないか」ということです。
カンファレンスは多くありますが、心から発表したいプロポーザルが毎回採択されるとは限りません。
レビューアーにうまく伝わらずに不採択となることもたびたび(私の場合はよく)あります。
不採択だからとそのプロポーザルを諦めるのではなく、自分だけに見えていて、レビューアーには見えていない点がどうやったら伝わるか考え、手を動かし、スライドを作り、発表して見えたことを元にプロポーザルを磨き上げてはいかがでしょうか。

不採択はそのカンファレンスだけの話で、プロポーザルを否定するものではないと私は思っています。
ですから私は、登壇できる機会があるのだったら積極的に活かして、次こそはプロポーザルを通すために使います。
そんな機会をリジェクトコンで作れたらと思っています。

登壇者も引き続き募集中!!

以下のフォームより年内の間、募集しています。
応募いただいた方は全員発表していただけます

トークのプロポーザルが不採択またはwaitlistとなった方だけでなく、

  • ポスターセッション
  • LT
  • ビギナーセッション

で不採択またはwaitlistとなった方も発表していただけます2

直近EoLとfinal releaseの順番が話題になった、Python2系の話題でも構いません。
(PyCon JP 2019に合わせてのPython2の話題だったかもしれませんが、話したいという想いがあればリジェクトコンで発表していただけます)

このリジェクトコンにはあなたの発表を聞きたいという参加者が集まります。
ですから、あなたの発表したいことをぜひ発表してみてください。

終わりに

勉強会の主催は初めてですので、準備に至らない点がありましたら、このブログのコメントやTwitter @ftnext 宛にお知らせください。

会場の用意や運営を助けていただいている有志の方に大変感謝しています。
残り1ヶ月、走り切りたいと思います。

なお、走りながら読んでいる ワンストップ勉強会 - oyakata - BOOTH では「準備の中であの時こうしておけば」という点がいくつも見つかっています。笑
軌道修正できるものは取り入れつつ、走り切った後に振り返ろうと思います。

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イベントレポート | エンジニアの登壇を応援する会の忘年LT大会でtips、熱、さらにプレゼントまでいただいてきました #engineers_lt

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
engineers_lt のLT大会に参加して、成長に繋がりそうなtipsをいただき、また、気持ちを奮い立たせていただきました。
手短にイベントレポートをまとめます。

勉強会の概要

エンジニアの成長を応援する忘年LT大会2019 - connpass

今年も残すところあとわずかとなりました!やはり年末といえば忘年会ですよね。 昨年に引き続き今年もやっちゃいます!今年1年を締めくくる総まとめイベントとして、私たちエンジニアが「今年どんなアウトプットをしたか?」「来年どんな目標を掲げるか?」を日本酒の肴にして振り返りを行える忘年LT大会を開催します。

皆さんに熱くエモくトークして頂くLT大会になります!

先日の技書博2が非常に心地よくて定期的にお邪魔したいと思った「エンジニアの登壇を応援する会」。
成長にまつわるLT大会ということでどんな刺激をいただけるか楽しみに参加しました。

知ったこと

皆さん精力的にアウトプットしているので、 #engineers_lt から当日の模様は追えます。

自分の実況ツイートの中から印象的だったトピックを紹介します。
(追記 12/24)この記事で取り上げたトピックはごく一部ですので、興味を持った方は是非ハッシュタグを追ってみてください!

5位:膝の上にPCを置くためのポータブルテーブル(Yogibo)

4位:Vue.jsで寿司を回す

詳しくは お前らのクソアプリは間違えてる - Qiita
真似から始めていろいろ回してみたいなー

3位:振り返りに自分のブログでWordCloud

2位:アホになろう!

補欠枠のあきのさんの懇親会でのLT。
デブストへの登壇を1分で即決(登壇経験ないにもかかわらず!)という自身の「アホ」を紹介した後、リスクを考えすぎない「アホ」というスタンスについて共有するLTでした。
リスクを考えすぎずに飛び込む姿勢は素晴らしいと思いますし、今直面していることにもアホを実践してみようと思いました。
失敗してもいいんですし、やらなかった方が後悔する1んじゃないかと思います。

番外編:あの鳥のTシャツ

しぶあつさんから教えていただいたとおりに探したらいっぱい出てきましたー。わーい!
Party Parrot T-Shirts | Redbubble

1位:週1でブログを書くブログ駆動開発(BDD)

なりたいエンジニア像への第一歩かもと思いました。

さらにいただいたもの

冒頭の写真についてです。

  • 読みたかった『エンジニアの成長を応援する本』をいただきました!ありがとうございます
    • これは読んで感想アウトプットができますね
  • 長村ひろさんのプレゼント企画でre:InventのMonday Night Live Tシャツ(2Xサイズ)をいただきました。ありがとうございます
    • プレミア感が嬉しい一品です。最近Python×Lambdaで少し開発しているので、今後は正装して臨みます
    • プレゼント獲得者は2020の目標をどうぞ!とのことだったので、「US PyConにプロポーザルを通す」というアホな目標を設定しました。2020年一年かけてUS PyCon 2021の登壇を準備します(目標設定ブログ予定)

そして、KANEさん、本を教えていただき、ありがとうございます!

終わりに

ブログを週1で書くというのはやってみたいと思っています。
2020年を待つと始めなさそうなので、今週、「自分の今年のブログのWordCloud」というネタで手を動かしてみます!
失敗したら振り返ればいいのです、まずはやってみます!

参加者、登壇者、運営の皆さま、学び多く楽しい時間をありがとうございました。
また、DMMさんのオフィスのイベントスペースはとても広くて、植物は本物で壁が緑で、過ごしやすい空間でした。
2020年も #engineers_lt の勉強会を楽しみにしています!2


  1. 最近のヒロアカで聞いたクリムゾン・ライオットのセリフが蘇ってきました。怖いけど、目の前の人を救えない辛さに比べたら、飛び込めるというような内容です。

  2. 私はPython使い向けにプロポーザルを書くもくもく会や登壇練習をするもくもく会を開催したいと思っています。技書博でも主催のariakiさんと少しだけお話ししたのですが、タイアップする余地があるのではないかと思っています(タイアップすることでPython使いに限らず、登壇を控えたエンジニア向けのようにできそうです)

ざっくりと2019年を思い出す

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
気づけば2019年も残り日数が一桁、振り返りの時期です。
このエントリでは、私が2019年に取り組んだことを書き出し、振り返るトピックを掴みます。

書き出しの概要

私の2019年は1文字で表すと「」ですね。
環境を変えたり、海外のカンファレンスに行ったり、初挑戦の形式でアウトプットしたりと、いろいろな 動き をしました。
動きが多くて、何をしたか忘れているところもあるので、まずは取り組んだことを3ヶ月ごとに分けて箇条書きにします。

合わせて好んで見ていたアニメも書いておきます。

2019/01〜03

  • 1月, 2月 eLVさんでDjango Girls Tutorialをもとにしたハンズオンで登壇
  • 1月, 3月 サポーターズさんでKaggleのタイタニックコンペを題材にしたハンズオンで登壇
    • pyhack 冬山合宿でいただいたコメントでものすごくブラッシュアップされた
    • TAしてくださった方に感謝。特に1月、50名近くいらした回
  • 2月 PyCon JP 2019 スタッフ活動を始める
  • 2月 JAWS DaysでLT(Lambdaで作ったFlaskアプリ)
  • 3月 #stapy 長野編へ。日本システム技研さんの文化に魅せられる
  • 1-3月 #技術書典 6に向けて、サポーターズCoLabで知り合った方と合同誌を書く

2019冬クールのアニメ

アニメでは『青春ブタ野郎』が印象的でした。
「かえでクエスト」から始まる かえで回 は胸が締め付けられる切なさでした。

前評判から注目していた『約ネバ』も期待を裏切らず、すごかったです。

2019/04〜06

  • 3-4月 サポーターズさんで学生向けにKaggleのタイタニックコンペを題材にしたハンズオン(オンライン版)
    • 目の前に人がいないため、ペース配分を誤り、3月は用意したものをすべて消化できず。その振り返りをして4月に臨んだ
    • 6月には学生に絞らず、オンライン版を開催
  • 4月 転職。データサイエンティストとして業務でPythonを書くように
  • 5月 PyNyumon 登壇
  • 5月 Django Congress JP 2019 登壇
    • 6月のDjango Girls Tokyo月次勉強会でユーザ管理部分のハンズオンを開催

2019春クールのアニメ

数話読んだことのある『この音とまれ!』は、原作さながらの清涼感でとてもいい息抜きになりました。
『キャロル&チューズデイ』も歌が味わい深くて楽しみに見ていました。

ユーフォ新作『誓いのフィナーレ』はもう本当に熱くて、「次に見たら関西大会の結果変わるんじゃないか?」と何度も通いました。

2019/07〜09

  • 7月 #pycamp のTAで高山へ。『氷菓』の聖地巡礼
  • 8月 PyPIに初めてのパッケージ公開
  • 8月 少しずつ積み上げていく某取り組みに着手
  • 8-9月 トークを落としそうになるまでやり込んだPyCon JP 2019スタッフ活動
  • 9月 PyCon JP 2019登壇:Anacondaの話、15分トーク
  • 9月 id:Nao_Y さんとPyCon Taiwanへ。英語でLTした

2019夏クールのアニメ

京都アニメーション放火事件でつらい時期となった2019年夏。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』が岡田節全開で徐々に引き込まれていきました。
前クールから続く『キャロチュー』でも音楽に癒やされました。

9月公開『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』は圧巻のクオリティでした。
テイラアアアアアアアアアアアアアアア!!

2019/10〜12

  • 10月 id:Nao_Y さんとPyCon Singaporeへ
  • 10-11月 Django Girls Workshopに向けてTutorialの翻訳レビュー
  • 12月 #技書博 2にてargparse本を頒布
  • 11-12月 PyCon JP 2020 スタッフ活動動き出し

2019秋クールのアニメ

フルーツバスケット』『ハイスコアガールⅡ』『ちはやふる』『PSYCHO-PASS 3』『ヒロアカ』と豊作のクール。見切れません!

11月から技術同人執筆に注力して映画館から足が遠のいていたら『空の青さを知る人よ』『HELLO WORLD』が見られなくなっていました。むー、残念。。
「たとえ世界が壊れても、もう一度、君に会いたい」んですが、あー、「空、くっそ青い」

振り返りトピック

以下について振り返るエントリが書けるかなと思っています。
これらについてうまくいったこと、失敗したことを挙げていき、2020に繋げます。

  • Kaggleのタイタニックコンペを題材にしたハンズオン
  • PyCon JP スタッフ活動
  • Django関係
  • PyCon JP 登壇(Anaconda)

また、「転職(して9ヶ月経ちました)エントリ」も年内に書きます。
続くエントリでお会いしましょう!

告知 | 12/14に日本橋浜町 プラザマームで開かれる #技書博 2にてPythonの標準モジュールargparseでコマンドラインツールを作る本(¥500, 90P)を頒布します(2F-か01)

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はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
今週末はいよいよ技書博ですね。
最後のアピールとしてブログを書きます。

イベントの概要

イベントサイトはこちら。
サークルチェック機能もあって便利です。

アクセス情報はこちらが参考になります:

11-14時は事前予約制で、14時以降がフリー入場と聞いています。
(事前予約は無料ですが、すでにチケットは売り切れだそうです。この記事で興味をもった方は14時からいらしてください)

頒布する本「Pythonコマンドラインツールを作る with argparse」

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  • 対象者:Python入門者〜中級者なりたて
  • 価格:試しやすさを重視して 500円(紙も電子も)
    • PayPay対応しています(ポイント付くのは夢のようですね!)
  • このアウトプットはアップデートしていきたいので、紙の購入者にも電子の最新版にアクセスできるようにカードを渡します
  • B5設定でビルドしたら90P超え!

立ち読みは以下からどうぞ(技書博のページと同様の立ち読み先です):

なぜ書こうと思ったのか

入門書を読むとPythonスクリプトを実行できるようになります。
しかし、入門書のスクリプトは、対象となるファイル名などを直に書いているため、実行するたびに書き換えが必要です。
対象となるファイル名をコマンドラインから引数として渡せたら、スクリプトが扱いやすくなるので、その方法をこの本としてアウトプットすることにしました。
入門書を終えた方がより扱いやすいスクリプトの作り方を知っていただけたら嬉しいです。

詳しくはこちらです:
告知 | 12/14 #技書博 2にて、argparseを使ってPythonでコマンドラインツールを作る方法について同人誌を頒布します(2F-か01) - nikkie-ftnextの日記

チェックしたサークル情報

2F-か02 電脳世界さん 「Python3で学ぶプログラミング入門」(お隣)

240ページ超えの大著!
Git入門などお品書きも充実しています。

3F-す03 GetFEM++

Pythonで科学計算のトピックならゆうげんさん。
技術同人イベントでは安定して出展されています。

2F-あ07「マンガでわかるRuby② 〜オブジェクト指向編〜」

先日のstapyにもお越しいただいた湊川さん。
対象に思い当たるところがあるので、このオブジェクト指向の本、読んでみたいです。

3F-そ02 IM@Study

プロデューサーさん、新刊ですよ、新刊!!
毎回楽しみにしています☺️

雑感

サークル一覧を覗くと、博覧会の名にふさわしい多様なテーマが集まっています。

機械学習系は、さ01やえ06(推薦システム)でしょうか。
いの島のSwiftは特に充実していますね。

終わりに

今晩もこの後、ソロ参戦に向けた準備をします。
ご来場される方、よろしければ、か01までお越しください。
立ち読みだけでも大歓迎です。お待ちしています!

イベントレポート | #pyhack にて 退py のコードをオブジェクト指向でリファクタリングするというプロポーザル駆動開発を進めました

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
11/30の pyhack で手を動かした内容を備忘のためにまとめます。

勉強会の概要

(第105回)Python mini Hack-a-thon - connpass

基本的に毎月開催です。スプリントのゆるい版みたいな感じで各自自分でやりたいことを持ってきて、勝手に開発を進めています。参加費は無料です。 初めての方も常連さんもぜひご参加ください。

11/30は他のPython勉強会と重なったこともあり、人数は10〜15人くらいで推移し、ゆったりめでした。

やったこと

標題についての解説です。

背景

Pythonを始めたときに『退屈なことはPythonでやらせよう』1(退py2)にお世話になりました。
この本をはじめ、入門書で最初に見たコードを繰り返し真似る中で、同様のコード3が書けるようになりました。

      if width > SQUARE_FIT_SIZE and height > SQUARE_FIT_SIZE:
          # Calculate the new width and height to resize to.
          if width > height:
❶            height = int((SQUARE_FIT_SIZE / width) * height)
              width = SQUARE_FIT_SIZE
          else:
❷            width = int((SQUARE_FIT_SIZE / height) * width)
              height = SQUARE_FIT_SIZE

          # Resize the image.
          print('Resizing %s...' % (filename))
     ❸     im = im.resize((width, height))

こちらのようなコードを書いて自分のやりたいことができるのは非常に嬉しいのですが、仕事でも書く中で変更しにくさを感じるようになりました。
そこで、動作し、かつ、変更しやすいコードをPythonで書けるようになりたいと最近はオブジェクト指向のインプットをしています。

取り組み

退py 17章の画像処理のコード(前掲)をオブジェクト指向で書き直してみます。

オブジェクト指向で書き直すにあたって、増田さんの本や、増田さんの本で言及されている『ThoughtWorksアンソロジー』の「オブジェクト指向エクササイズ」を参考にしました。
インプットした内容の実践です。

なお、単体テストを書いて進めるテスト駆動開発をしています。

成果

画像ファイル1つを渡す場合(MVP)は動作させられました。

# 縮小したい画像のパスを渡すと
$ py-im-process ~/Downloads/pyconjp.jpg
# カレントディレクトリに縮小した画像ができる
$ open pyconjp.jpg

もう少し手を動かしてCfPに落とし込んでいきます。

手を動かす中で気づいたこと

  • Python.gitignoreをコピペでなくwgetすればいいと気づく:wget https://raw.githubusercontent.com/github/gitignore/master/Python.gitignore -O .gitignore4
  • 単体テストで返り値の型を確認するassertIsInstanceメソッドが存在していたことに気づく
    - 長いこと`isinstance`の返り値がTrueか確認していました。恥ずかしい😖
    
  • ファーストクラスコレクションに__iter__メソッドを実装
    • ファーストクラスコレクション自体がfor inに置けるようになる(ファーストクラスコレクションの持つリスト型のプロパティだけでなく)
In [5]: @dataclass
   ...: class Foo:
   ...:     list_: List[int]
   ...:     def __iter__(self):
   ...:         return iter(self.list_)
   ...:

In [6]: l = Foo([1, 2, 3])

In [9]: for i in l.list_:
   ...:     print(i)
   ...:
1
2
3

In [10]: for i in l:
    ...:     print(i)
    ...:
1
2
3

In [5]: iter(l)
Out[5]: <list_iterator at 0x108e035c0>

今後やりたいこと

  • 変更しやすさを体験したい
    • 指定した画像ファイルをグレースケールにもできるようにしたい
    • argparseのadd_subparser
    • main関数がまだ知りすぎている(カプセル化しきれていない)ので修正する
  • 存在する画像ファイルが指定されたことの検証
    • argparseのadd_argumenttypeを使えばできそう
  • 画像ファイル単体でなく、ディレクトリも指定できるようにしたい
  • テストを書いていることを活かしてリファクタリング
    • クラスの分け方、もっとよくできないか試したい

終わりに

久々参加の #pyhack、人が少なめだったので、がっつりやりたい開発ができて満足しています。
必要そうな小さなクラスを作った後、それらを使って1つの処理を組み立てるところで時間がかかるので、設計のときに呼び出し関係を考えた方がよさそうです。

次回12/14は 技書博2 と重なったので、タイムラインから見つめています。 参加者の皆さま、1日ありがとうございました。

PS: 2020年のnikkieへ

新規開発でmypy導入するっ!


  1. 原著(英語版)の2nd Editionが出たようです。100ページ増! ref: What's New in the 2nd Edition of "Automate the Boring Stuff with Python" - The Invent with Python Blog

  2. 一部の熱狂的なファン(私です)による呼称です

  3. 英語版の本文とソースコードは公開されています。続くコードは Automate the Boring Stuff with Python より

  4. ref: gitignore を落としてくれるシェルスクリプト - 私が歌川です

イベントレポート | #engineers_lt の勉強会にて、プロポーザルの書き方を学び、プロポーザル提出に力強く背中を押していただきました

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
11/25に参加したプロポーザルの書き方についての勉強会のレポートをお送りします。
ものすごく素敵な勉強会だったので、後で見返すために感じたことを備忘録としてまとめていきます。

勉強会の概要

「プロポーザルの書き方を学ぼう」登壇の技術を勉強する会 - connpass

カンファレンスへの登壇を申し込む際に必要な「プロポーザルの書き方」をテーマにした勉強会を開催します。

以下のような方に参加いただきたいと考えています。

  • 何度か勉強会で登壇したことがあり、カンファレンス登壇を目指している方
  • カンファレンスに登壇したことがあり、プロポーザルの書き方をさらに良くしたいと考えられている方

開催後ですが、興味のある方へ
ハッシュタグ #engineers_lt で当日の流れが終えるほか、

各セッション内容は写真/動画撮影され、後日任意の媒体にて公開させて頂きます。

とのことですので、楽しみに待ちましょう!

以下には各トークの備忘録(感想含む)が続きます。

エンジニアに幅広く刺さるセッション内容の考え方 / @kondoyuko

翔泳社デブサミにも携わっているゆうこりんさんのトーク
カンファレンスの類型の解説があり、「カンファレンスってそれぞれ持ち味があるんだな」と認識しました。 深く関わったこともあり、カンファレンス=PyConをイメージしがちなのですが、技術を限定しないデブサミなどのカンファレンスもあるのですね。

標題の考え方については、以下の記事 + αで5つ紹介

  • 特定の技術がテーマでも、幅広い対象者をイメージしてほしい
    • 例えば、あるフレームワークでリプレースという題材の場合、そのフレームワークをやっていない人にも分かるように。細かいつまづきポイントよりも、リプレースをテーマに。少し入門的な内容を冒頭に入れる
  • 勉強したことではなく、取り組んだことを話してほしい
    • カンファレンス以外でも知る機会があるため。デブサミでは勉強は求められていない
    • 勉強より個人活動のほうが期待される。更に上は業務
  • セッションの独自性・メッセージを明確に
    • トレンドの技術(例えばサーバレス)だけでは差別化が難しい
    • 独自性として、案件の例。来場者は刺激を求めている
  • なぜあなたがその話をみんなにしますか?
    • トピックを話すのに自分がふさわしいという理由
    • 案件で関わった経験、コミュニティで知見を広げた、など
    • SIerでいろいろな案件を経験したというのも理由になる
    • 同人誌を書いた、ブログで情報発信→クオリティの期待
  • テーマとの親和性があるときれい
    • 来場者もテーマを意識

まとめでは、「売れ線(集客できるトーク)を狙うだけが公募ではない」として、「自分だから言えることを発信しよう。このトークはあなたのセッションが多くの方に伝わるきっかけになれば」と結びました。

求めているものや来場者の実際の期待を明文化するというのは、PyCon JPにも提案してみます。

カンファレンス主催者から見たCfPとプロポーザル / @hiro

OOC主催の@hirodragon112さんによる、主催者にとってのCfP応募の意味の共有トーク

hiroさん自身はプロポーザルの提出経験はないとしながらも、めちゃくちゃエモくて、すごく背中を押された発表でした!(スライド公開が待たれます→11/28 @sogaohさんのレポートで知り、追加しました)

プロポーザルとは

スタッフにとってCfPはとにかく嬉しい!
応募という行為に喜ぶ

  • カンファレンスはを作っている
  • カンファレンスの名前に価値はない
  • コンテンツがない限り成立しない
  • 大規模だと自前でコンテンツを用意できない。自前が全て面白いかはわからない

こんなことをやったらどう?という企画がプロポーザル

プロポーザルとスポンサーの応募がスタッフ活動の支え。
箱に価値を与えてくれる

「自分なんかがプロポーザルを出していいのだろうか?」「見劣りしたら恥ずかしい」

自分の中の考えは、アウトプットした瞬間に評価される。プロポーザルもそう

問いに対して:出していけないなんてことはない。
枠があるので、来たものから取捨選択はする。質の担保はカンファレンス運営がやる
運営が価値があると思った。だから発表者は見劣りのようなことは気にしなくていい。
話したいことを出そう

今の時代、検索すれば分かる。その人は何をやってきて今何を喋りたいのかを来場者は知りたい

OOC採択基準の案

選考で気にしようと思っていることとのことです

  • 質の良い順に上から取るわけではない→したら同じようなものが並ぶだろう
  • いいプロポーザルは概要まとめ力があるということ。だからプロポーザルがすべてではない
  • 実際、目を引くプロポーザルはある
  • 偏りたくない
  • 知名度は影響がある(聴衆が求めていそう。最後に使う基準)
  • 絶対ここで登壇したいという熱意
    • とにかくこれを語ってみたいという想い
    • 70億いたら自分と同じことを感じる人間がいる。つまり聞きたい人がいる。後は熱意

プロポーザル・アンチパターン 〜採択されないプロポーザルの特徴から学ぼう〜 / @fujisaki_hb

タイトル、概要、プロフィールについてアンチパターンを紹介するトーク
July Tech Festaなど多くのカンファレンスに携わっているそうで、説得力がありました。
犯していたものもあり、身を切られてもいました 笑。

まとめスライドをプロポーザルを出す際のチェックリストとして用意していただきました!
プロポーザルを出す際に、度々見返したいなと思います。

登壇者の発言が広まるので、運営側としては「プロフィールを確認してどんな人がわかっているほうがいい」というのは思いもしませんでした。

概要のアンチパターン:不確定要素について

懇親会でfujisakiさんに質問してみたところ、

カンファレンスの立ち位置によるのでは。
手を動かした発表が期待されるカンファレンスなら当日までの開発も許容されるのではないか

重要なのは、プロポーザルに中途半端感を残さないことではないか。
本の企画で出す目次と同じ。ある章は一から調べて書くこともある。
調べるところが残っていたとしても、プロポーザルとしてはやりきっている状態が望ましいと考える

とのことです。
参考になります。
回答ありがとうございます!

私自身はカンファレンス駆動開発をプロポーザル駆動開発に代えて試してみて、かかる負荷や、プロポーザルの温度感を探ってみます💪

個人やサークルとして応募する CfP、あるいは その思い切り / @lulzneko

会社名ではなく所属サークル名で、デブサミをはじめ数々登壇されてきたラルズネコさんによるLT。
重要なのは中身で、会社名の有無で採択は決まらないと強調されていました。

サークル名でドメインを取ってメール受信ということもできるのですね。
12月の技書博に向けてEverlasting Diary立ち上げたわけですし、今後やってみよう。

感想

懇親会では、PythonつながりでNimを教えていただいたり、atmarketに週次で連載している方とつながれたりと大変刺激をいただきました。
CfPに興味ある人が集まった会ということで、様々なアウトプットの経験のある方が多く、勉強会で上がったモチベが更に上がりました。
#pycon_shizu や #ooc_2020 のプロポーザルを準備していきます!
また、PyCon JP 2020にも関わっていくので、他のプロポーザルの事例もアイデア出しに活用させていただきます。

勉強会後のテンションで書ききったのですが、私の認識違いがありましたら、コメントやTwitterでお知らせください。

登壇者、運営者、参加者の皆さま、そしておいしい食べ物・飲み物や素敵な会場で勉強会を盛り上げてくださった、forkwellさん、ソニーさん、Sansanさん、誠にありがとうございました!!

追記(11/28):他の方のレポート

週末ログ | #技書博 2にて頒布するargparseを使ってPythonでコマンドラインツールを作る本を書き進めていました

はじめに

頑張れば、何かがあるって、信じてる。nikkieです。
週末11/23-24のログを共有します。

  • argparse本執筆状況
  • PyCon JP 2019のリジェクトコン

執筆状況

先日発信したように、12/14の技書博2にてargparseを扱ったテーマにPython本を頒布します(2F か-01 です)。

土日はモクモク書き進めていました。
現在の目次はこんな感じです(執筆中ですので、頒布物では変更されうる点ご了承ください)。

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本編を書き上げたので、「当日頒布はできるようになった」という感触です。
ただまだまだ書きたいことは多く、時間との戦いの様相を呈してきました。

  • 1章は25%くらい
  • 2章は100%(いったん書き上げた)
  • 3章は脳内の構成の15%くらい。ただし時間との兼ね合いで全部書き切らないという選択もできる

書いたものをブラッシュアップしたいので、11月いっぱいで書ききるのが現在最優先の目標です!
レビューに協力していただける方を募集します(#pyhack でも聞いてみよう)。

Sphinxで書いた原稿をPDFにビルドする

Ubuntu16.04 × Python3.6 × Sphinx 2 の環境でビルドできるようになったので備忘録がてら共有。

Ubuntu16.04 + Python3.6 + Sphinx2 PDFビルド環境 · GitHub

元にしたのはtokibitoさんが作ったこちらのイメージ:
SphinxでPDFをビルドするためのDockerイメージを作った - 偏った言語信者の垂れ流し

このイメージは

で動いています。
私の執筆環境は、macOS × Python3.7 × Sphinx 2系です。

Sphinxは1→2でcontents.rstがindex.rstにrenameされたらしく1、先のイメージをrunしたところ、「contents.rst not found」エラーに遭遇。
index.rstと同じ内容のcontents.rstを作ったところ、PDFがビルドできました。

Sphinxのメジャーバージョンが違うのか。2系で合わせておいたほうが後々はまらなさそう」と考え、tokibitoさん作成のDockerfileを手元でbuild
すると、Sphinx2系のインストールにはPython3.5以上が必要とpip installでエラー。

そこでUbuntu16.04でPython3系が使えるようにしている情報を探し、aptで入れる方法2を採用してDockerイメージをbuild
このイメージで、先の目次のようにPDFをビルドできています😁

リジェクトコン #rejectpy

浮かんだアイデアを検証するべく、Twitterのアンケートを2つ作りました。
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執筆を落ち着けて、CfPなど動いていかねば。

以上です。

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  1. 解釈違いかもしれませんが、「バージョン 2.0 で変更: The default is changed to ‘index’ from ‘contents’.」のような記載が出てきました https://www.sphinx-doc.org/ja/master/usage/configuration.html#confval-master_doc

  2. ソースのtgzをwgetで取得してビルドする方法も見つかったのですが、手順がシンプルなのでaptを選択:dockerでubuntu16+python3.6+mecab(neolog-ipadic)を構築する - メモ帳python -m pipの書き方は覚えておきたいです